【◇】結 婚 後 . 2【小湊亮介】

_どんなスキ…？_ ページ3

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亮介side









『春市君…あ、アイコン画変えてる』

『亮介〜、春市君頂戴？弟にする』


亮「俺の弟はあげないけど？」









最近なんだか俺の弟、春市に対する愛(？)が深まりつつあるA。

Aは弟として見てるようだけどさ…。
俺としてはちょっと複雑だよね。

俺も見てよ。

…なんて小さな嫉妬。

Aに言ったら笑われるんだろうなぁ。









『はっるいちくんはよ』

亮「弟あげるつもりはないし、俺のAを春市にあげるつもりもないから」

『…かっこいいこと言ってくれるじゃん』

亮「本音言っただけだけど」









たしかにあの花火以来(【◇】結 婚 後 .【小湊亮介】)会えてないのも事実なワケで。

…俺じゃなくて弟とかどういうことさ。









『まぁ私には亮介がいますからー』

亮「俺もAがいるからー」








愛して、愛される。

なんだか俺ら、相思相愛？

結婚してるし当然か。


携帯を見つめるAの脇腹をくすぐると
体をうねらせ逃れようとする。

それを見逃さない俺はそのままAを抱きしめた。








亮「…ねぇ、A





携帯ばっかじゃなくて、
春市ばっかじゃなくて、





俺を見て…？」









まさか自分の口からこんな言葉が出るとは思ってもいなかった。

醜い嫉妬の部分が出そうで怖い。

恥ずかしくて穴があったら入りたい。
それ位ビックリしているんだ。









『…えへへ、それぐらい愛されてるなぁって思うよ』

亮「ん？」

『亮介ごめんね、ちょっとふざけすぎた、』

亮「…だから今日はやけにしつこいと思ったよ」








『それぐらい愛してますよーだ』









最後は嫁に(久しぶりに)負けた俺。

もしかして女々しかった？
嫉妬が恐ろしいことを身をもって覚えた１日だった。








・
…あぁ、岡本さんに言われてみたいです('ω')

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