_大集合_ ページ12
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川「こ、これが…赤ちゃん」
白「ちいさいな」
御「…Aさん、亮さんおめでとうございます」
倉「女の子は亮さん似だな!ひゃはは!」
前「男の子はAさんとか贅沢すぎるやろ…」
ぞろぞろやってきた、青道野球部メンバー。
今日は2年生らしい。とりあえず。
…まだまだ来るのかな?あんなに部員おおいのに…( 笑 )
みんな自由に赤ちゃんにさわる。
もちろん手は洗って。
御幸君とかからはお土産貰ったりして
それを食べる亮介と私。
おいしい、このお菓子。
倉「Aさんめっちゃかわいいっすね!」
『え、私が?』
倉「いや赤ちゃんっす」
『そこはかわいいっていってよ…確かに赤ちゃんは可愛すぎるけど』
そう言って倉持君はプニプニと花梨の足を触った。
もちもちというかムニムニというか…
触っている倉持君の顔は可愛らしいものを愛でるような、優しい表情だった。
きっと、倉持君もいいお父さんになるね。
私は病室にあらかじめ備え付けられている、小さな冷蔵庫から
缶のコーヒーとお茶を取り出す。
たまたま前の日に、純君と貴子が持ってきてくれたもの。
「明日らへんに来ると思うから」って置いて言ってくれた。
とりあえず5,6個取り出して御幸君達に渡し
時間もあるようなので今のことをきいてみることに。
御「…いや、可愛いっすね…赤ちゃんって」
亮「でしょ?まさかこんなにかわいいなんて思ってなかった」
『…亮介』( 笑 )
亮「やっぱり自分の子だからだろうね。そういうのは」
自分の子供だからなのか、本当に可愛らしい我が子。
お母さんの自覚をもって行動しなければならない。
そのため勿論仕事も休む。しばらくは。
『あれ、御幸君って彼女いないの?』
御「…俺はいないですよ」
そう言った御幸君の顔はどこか切なそうだった。
・
川「それじゃあおじゃましました!」
白「また来ます」
『おぉ!ありがとう!』
前「俺もこどもほしいです」
亮「その前に早く結婚しな」
倉「今度家お邪魔しますね!ひゃはは!」
御「あ、俺も」
『うんうん!おいで!』
亮「ちょっとA」
『え?』
賑やかだった時間も
案外早くすぎていくもので。
皆帰っていった。
久々にあえて嬉しかったから満足。
…きっと明日も来そうです。
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next→1年生!
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瀬怜奈(プロフ) - ★マチャキ★さん» ありがとうございます(*^^*) (2017年1月13日 10時) (レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
★マチャキ★ - 瀬怜奈さん» 降谷と夢主の夫婦マジかわい〜 (2016年12月7日 17時) (レス) id: a549331ee4 (このIDを非表示/違反報告)
瀬怜奈(プロフ) - ★マチャキ★さん» この小説の亮さんは不意打ちを得意としています(笑)コメントありがとうございました! (2016年10月16日 20時) (レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
★マチャキ★ - 不意はなんでも反則です・・・。 (2016年10月16日 0時) (レス) id: a549331ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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