初心者が調子乗って短編を書いたらしいですよ。(3個目) [戦国BASARA] [してみたされてみた]

＃９７　小姓になってみた　真田幸村 ページ33

幸村様ですな〜！

真田幸村の場合
貴方「幸村様…また殴り愛を？」
幸村「うむ！実に良い鍛練であったぞ！」
貴方「……少しはこちらのことも気を使って頂きとう御座います…(ﾎﾞｿｯ)」
幸村「？何か言ったか？」
貴方「いいえ、幸村様。手当てをします故、こちらへ。」
幸村「手当てなど必要な」
貴方「ん？何か？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…
幸村「い、いや……何でも御座らん…」ｼｭﾝ…
貴方「はあ……。お館様との鍛練も大切ですが怪我があればその成果を発揮できませんよ？」
幸村「それはまだ己が未熟だったまでのこと！某の成長不足で」
貴方「何でも自分の成長不足と決め付けるのはやめてくださいこちらとしても気分が悪う御座います。」
幸村「なッ…何故そのように怒ってい」
貴方「僕がいつも手当てをしなければ貴方の体はボロボロですよ？人間には限界があるんですから無理しないでください分かりました？」
幸村「お…応…」
貴方「…僕も幸村様の小姓ですから。心配なのですよ。……失礼な言動をお詫びします。」
幸村「否、Aの言う通りだ！すまぬA！これからは無理せぬように気をつける…！」
貴方「…分かっていただけたなら良かったです。」


その後…

佐助「あれ、どうしたの旦那！怪我が少ないじゃん！」

幸村「怪我をしないよう配慮したら攻撃を見きれるようになった！感謝するぞA！」

貴方「ふふ……私も嬉しいです。」

佐助「(ん…？今、"私"って…。ああ、そういうこと…旦那が知ったら叫ぶだろうな……。)」


残念ながら、気付くのはもう少し後になりそうです。


次回、猿飛佐助

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