客 ページ27
『亜噂！亜噂！！あーそーんー！！』
興奮気味に呼ぶA。
｢え……A様？亜噂はここですし。｣
『あ、こんなところにいたのか！そうだ亜噂よ…お前に聞きたい。』
｢なッ…何ですし？｣
真剣な表情で言うAに、身構える亜噂。
『亜噂…お前は空を飛べるか？！』
｢……日本語喋ってもらっていいですし？｣
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｢…で、どういうことだし｣
『いやな、さっき空を飛ぶ物体を見てな。何かな〜と思って、見たところ人だったんだよ。』
｢…で。｣
『亜噂もできないか』
｢無理ですし。｣
『師匠に教われば』
｢無理だし。｣
『三節棍使ってタケコ○ターみたいに』
｢それ以上は口縫いますけど？｣
不満げに頬を膨らませるA。
『えーだって私も空飛びたーい。亜噂飛べー。』
｢んなこと言われても無理なもんは無理ですし。というか空なんて飛べるやついるわけが｣
｢それはひょっとして忠勝じゃないか？｣
｢おるやん。｣
より一層目を輝かせるA。
どうにかして飛んでくれないかという亜噂への無駄な期待が膨らむ。
亜噂がかわいそうに見えて来る。
｢忠勝が来たのか。だとしたら少し遅かったなぁ…。｣
『そうなのか？』
｢ああ。いつもならもっと早く｣
ドォォォｫｫンｯｯ！！
突如鳴り響く爆音が家康の言葉を遮った。
｢……｣
音のする方にすぐさま三成が走る。
｢三成！これは何事だ？！｣
｢それを確認しに行くところだ！貴様も来い家康！！｣
｢分かった！｣
『…私達も行くか。』
｢A様が動くのですし？｣
『一応、今は豊臣の傘下だからな。それに…嫌な予感がする。』
こういうときの嫌な予感はたいてい当たるのである。
それを亜噂も知ってるため、Aを止めることはしなかった。
｢…残念ながら、亜噂も同じことを思ってましたし…。｣
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らん(プロフ) - おもしろかったです！やっぱり佐助は良い奴(*´ω｀*) (2020年8月15日 23時) (
レス) id: 632a5f4028 (このIDを非表示/違反報告)
かえこ(プロフ) - らんさん» それは次のお話で明らかになりますよ！今回もコメントありがとうございます！ (2020年8月15日 18時) (レス) id: aec05404df (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - お久しぶりです！面白かったです！ 猿飛佐助は、今後仲間に入りますか？！(ネタバレすみません) (2020年8月15日 8時) (レス) id: 632a5f4028 (このIDを非表示/違反報告)
かえこ(プロフ) - かえこ(弟)さん» ありがとう。お前は早く勉強しろ？ (2020年8月4日 11時) (レス) id: aec05404df (このIDを非表示/違反報告)
かえこ(弟) - 面白かったです ﾏﾀｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ (2020年8月4日 11時) (レス) id: 1df8178e6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえこ x他1人 | 作者ホームページ：ホームページ?ﾅﾆｿﾚｵｲｼｲﾉ?
作成日時：2020年5月23日 21時
