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四拾捌 ページ49

土「まさかお前が風邪で倒れるとはな…」




貴「申し訳ないです…」





原「お前が倒れると飯がまずくなるんだよなぁ…」





平「総司の料理をどうにかできるのはお前しかいないからなー」





貴「ごめんなさい…」





雨の中、屯所まで走ったのもだから、流石に風邪をひいてしまった





原「おっとそろそろ巡察だな。ずっと見てやれねぇで悪いな…」





貴「大丈夫です。心配かけてすいません」





平「巡察ないやつが代わる代わる来てくれると思うから、寂しいくはないとおまうぜ!」





貴「別に一人でも大丈夫だけど…」





土「熱ん時は1人じゃ心細くなるだろ…今日くらい甘えとけ。じゃ、また後でな」





パタン





見抜かれていた…





確かに一人じゃ心細い…





沖「入っても大丈夫かな?」





貴「総くん?大丈夫だよ」





戸が開くと、総くんと、一くんがいた





沖「一くんったら一人だと行きにくいからわざわざ僕を呼びに来たんだよ?ホント、ヘタレだよね」





貴「え、ほんと?」





斉「いや、総司もAの様子が気になっていると思って呼びに行ったのであって、
一人だと行きにくいというわけでは…」





本当に可愛い人だ





確かに、一人で部屋に来ることは仕事の話をする時だけ




女の子ってちゃんと意識されてるのかも…





沖「言い訳はいいの。僕、近藤さんの所に用事があるから、変なことされたら叫ぶんだよ?
ってそんな度胸もないよねぇ〜」





斉「総司…!」





一くんの弁解など聞かずに去っていった





斉「ほんとに逃げ足の早いやつだ」





貴「ありがとう、一くん」





斉「何に対しての礼かわからぬが…」





そういいながら、頭にある手ぬぐいを、冷たい水でぬらしてくれる





耳元での水の音が涼しげで、心地よく感じる





再び私の頭に乗せてくれた





斉「寝て良いのだぞ。早く良くなってくれないと困る」





貴「ご飯がまずくなっちゃうしねっ」





斉「いや…まぁそうなのだが、何かといえばお前といることが多いのだ…だから……」





ぼそぼそと言っていてよく聞こえない





けれど、再度、聞き返す気力がないくらいの眠気に襲われ





そのまま眠ってしまった





寝る寸前、手に、冷たい感触があった





一くんの手かな…

四拾玖→←四拾漆



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はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ようこちゃんの作品、読ませていただきましたが駄作だなんて…そんなことないですよ!自信を持ってください!! (2016年1月16日 22時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 自分の駄作より、貴女の立派な作品を読んだ方が、凄く良いです。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» あけましておめでとうございます!!よくコメントしてくださってるので嬉しいです!!今年もよろしくお願いします!! (2016年1月2日 9時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あけましておめでとうございます。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - ゆきにょさん» ありがとうございます!!褒めて頂いてとても嬉しいです!!更新もっと頑張ります!! (2015年12月14日 20時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はうる | 作成日時:2015年11月28日 11時

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