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四拾肆 ページ45

沖「へぇ〜君らも結構気が聞くんだね」




団子をみんなの前に出すと、わぁっと一斉に盛り上がった




山「今日は満月ですし、風情がありますね」




近「屯所内に1本だけ紅葉の木があってよかった」




土「夜の紅葉狩りに加えてお月見ってとこだな」





原「まぁ、ほとんど花より団子状態だがな…」




季節を味わうものを、この面子でするのは初めてかもしれない




初めてなのは、私だけ…かな?




龍「ていうか俺だけ馬鹿にしてないか!?」





あ、この人もだ




斉「気のせいではないか」




貴「気のせいだね」




龍「お前らが選んだのか!?」


貴「それともう一つ…」




龍「おいまた無視か!?」




私は先ほど用意した江戸で食べられていた桜餅を出した




平「お昼話してたやつじゃねえか!」




原「こりゃあありがてぇな」




土「懐かしいなぁ…向こうの桜餅はしばらく食べてねぇし…」




団子を出した時よりもさらにわぁっとなって




作った甲斐があったと、すごく思った




思わず顔をニコニコさせてしまう




すると一くんと目が合い…




斉「すごく嬉しいぞ。ところで、どうやって作ったんだ?」




一くんにさらっと喜びを伝えられ、とても嬉しかったのだが、その喜びをこらえ…




貴「近藤さんがくださった書物の中に、作り方が乗ってるものがありまして…」




近「確かに…あんな小さな場面から作ったのか!?」




沖「相当頭の良い子なんだね。すごく美味しいし」




平「先越された!?俺もいただきまーす」




新「俺も頂くぜ!ありがとうな。Aちゃん」




山「ありがとうございます。いただきます」




みんなすごく喜んでくれたし




すごく賑やかな夜になって




小姓の仕事をしていたら、桜餅を作る暇なんてなかっただろう




たまには一日自由も悪くないと思った




またこんなことがあれば、江戸の甘味をもっと作りたいなぁ

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はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ようこちゃんの作品、読ませていただきましたが駄作だなんて…そんなことないですよ!自信を持ってください!! (2016年1月16日 22時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 自分の駄作より、貴女の立派な作品を読んだ方が、凄く良いです。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» あけましておめでとうございます!!よくコメントしてくださってるので嬉しいです!!今年もよろしくお願いします!! (2016年1月2日 9時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あけましておめでとうございます。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - ゆきにょさん» ありがとうございます!!褒めて頂いてとても嬉しいです!!更新もっと頑張ります!! (2015年12月14日 20時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はうる | 作成日時:2015年11月28日 11時

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