誠の旗の元で

四拾参 ページ44

団子屋について、早速注文




平助は、きなこ団子




私は、桜餅と、総くんにおすすめされた三色団子




一くんは、よもぎ餅




すると、私の注文した桜餅の話になった




斉「こっちの桜餅にはなれぬ」




平「えーおれはこっちの方が好きだね。
あ、でも向こうのもたまに食べたくなるかな」








貴「江戸は桜餅は違うの？」




平「そうそう〜向こうのは、こし餡を焼いた皮で包んでて…」




斉「こちらのより甘くない」




貴「一くんは向こうの桜餅の方が好き？」




斉「あぁ。こちらの桜餅は甘すぎる」




今度作り方を調べて作ってみよう




みんな懐かしいと思うだろうし




貴「ここで私たちだけ食べるのも悪いし、お土産買って帰ろう!」




斉「そうだな」




平「俺らは向こうでもう1本ずつ食べられるしな！」




貴「ばれちゃったか…何がいいかなぁ？」




平「新八つぁんにはみたらし団子に海苔巻いたやつだよなぁ」




斉「副長には焼き団子が良いだろう」




貴「龍くんは柏餅かな」




平「龍ノ介を馬鹿にしてるだろ」




貴「私から見たら龍ノ介も子供だよ。もちろん君たちも」




斉「俺らは1つしかかわらないだろう」




平「身長だったら俺らの方が高いし？」




貴「一くんはともかく、平助は威張れる身長じゃないくせに」




斉「あまり身長のことをいうな。俺は小柄な方が動きやすくて良いと思うわけで、低いことを気にしてなど…」




貴「ごっ。ごめんね…？」




平「謝るな!!一くんが傷つくぞ！」




貴「えっえぇ…と」




斉「も、もう良い。早く選んで帰るぞ」




貴「うっ…うん」




そんな調子でたまに雑談を入れながら決めるものだから、すごく時間がかかった

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