誠の旗の元で

参 ページ4

貴「はぁ…お客さん、名前は？」




龍「井吹。井吹龍ノ介」





貴「そう。わたしはAよろしくね」





平「俺は藤堂平助！」





原「俺は原田左之助」





新「俺は永倉新八。よろしくなぁ！」





原「で、お前は助けてくれた人にお礼もなしで出ていくのか？」




左之さんは断れば拳を振り下ろしそうなくらいに眉間にシワを寄せ、言っていた





平「近藤さん、土方さん、芹沢さん。くらいにはお礼した方がいいんじゃね？」





龍「お礼…か……それぐらいなら…」





龍ノ介もその顔に気づいたようだ





貴「じゃあ案内しますー！まず顔洗おうね？」





龍「あぁ…よろしく。」





彼は不服そうに了承していた





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井戸につき、龍ノ介が顔を洗うなり




総くんが突っかかっていった




総「ジャマ。」




ﾊﾞｼｬｱ




何をされたかは…





ご理解ください




龍「…いきなり何しやがる！！」





貴「紹介します。拾われた、井吹龍之介くんです」




沖「よろしくね龍ノ介くん。僕は沖田総司だよ」





龍「何も無かったかのように紹介を進めないでくれるか…おれは名前も知らなかったやつに蹴られたんだぞ！？」




いちいち反応が面白いなぁ





しばらく退屈しないかなぁ




貴「ご愁傷様です。」





沖「…です。」

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