誠の旗の元で

弍 ページ3

平「うぉ！みんなーー！！目ぇ覚めたみたいだぞー！！」





そんな平助の声で目が覚めました





寝巻きのままお客さんのお部屋へむかった





ﾄﾞﾝ





前方から来た左之さんに気づかず、ぶつかってしまった





貴「すみません…」





原「A…相変わらず朝が弱いな。

あと、その格好で屯所をうろつくのはやめてとけ。気づかれるぞ」





あぁそっか

バレたらまずいんだった。





貴「着替えていくので遅くなりますぅ…」





原「あぁわかった。みんなに伝えとくぜぇ」





眠い目を擦りながら急いで着替えた





この服にも慣れたもんだなぁ





「待ってくれよぉ!!お前が帰ったら俺がどやされちまうよぉ！！！」





「知るかぁ！俺は帰る!!今までありがとな！」





ゆっくり目が覚めてきた。





お客さんはうるさい。





ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ





「待てええええ！」





「え、出口どこだ！？」





貴「平助！うるさい!!てか誰！？うわあああ」





龍「うわああああああああ」





ﾄﾞｻｧ





巻き込まれた。





貴「まじ誰！？何事！？？」





平「A!!ナイスぅ！そいつ逃げようとしたんだよ」





原「挨拶もなしにかぁ？」





貴「つーか離れろし。」





私は、誰かもわからないような人の下敷きになったままだった





龍「すまない…?女？の声？」





貴「気のせいじゃないかな。あぁあ朝から服汚れちゃったじゃない」





こうして今日もさわがしい日が始まった

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