拾肆 ページ15
斎「失礼します。」
近藤さんがあんなに言うもんだから斎藤さんと、お酒をもって土方さんの部屋に来てみた
土「斎藤…!!Aも…」
土方さんはすごく驚いた顔をした後、諦めたようにため息をついた
土「散歩をしてくるって言ったんだ。そしたら近藤さんが、今日はここにいてくれっていうから…
何かと思えばこういうことだったのか…」
貴「土方さんが疲れていると聞いたので…」
土「…まぁたしかに、少々愚痴も溜まってる。
聞いてくれねぇか?」
貴「もちろんです!」
斎「俺達でよければ」
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土「だいたい…最近の芹沢さんはやりすぎなんだよ…」
…土方さんはお酒に弱かったらしい
断れば良かったと思うほど、とても面倒なことになった
斎「…。」
斎藤さんは愚痴聞くの下手なのでしょうか…
いよいよわけのわからない状況になってきた
土「今日の総司のことだって、俺は言いすぎたと思ってねぇ。あいつはガキだ。流されやすい」
貴「土方さん……」
斎藤さんがこちらを見つめている。
何かをいいたいらしい
きっかけ作りに、私も思ったことを言った
貴「確かに総くんはガキです。でも、土方さんが思ってるほど、もう子供ではないんです」
斎「副長は、何を目標に、この浪士組を束ねているのですか」
土「そりゃ…農民の子と、百姓の子で、どこまで行けるか試してみてぇ
近藤さんをもっと上の世界でものを見せてぇ」
貴「だったら、総くんに斬らせたくないとか、思ってる場合じゃないです。
少々きついことを言いますが、
場合によっては仲間打ちだってなんだってやらせるべきです」
斎「それなりの覚悟があり、俺らもここにいます。
総司も、同じなはずです」
土「そう…だよなぁ……
…こんな小娘に喝を入れられるとは思わなかったぜ」
貴「小娘って…そこまで小さくないです」
土「まぁ、そうなんだが…斎藤より年上には見えねぇ……ーー」
…?
貴「…寝てしまいましたね」
この後、ちゃんと布団の上に寝かせて、土方さんの部屋を出た。
自分達の部屋に戻る途中…斎藤さんが急に立ち止まった
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はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ようこちゃんの作品、読ませていただきましたが駄作だなんて…そんなことないですよ!自信を持ってください!! (2016年1月16日 22時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 自分の駄作より、貴女の立派な作品を読んだ方が、凄く良いです。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» あけましておめでとうございます!!よくコメントしてくださってるので嬉しいです!!今年もよろしくお願いします!! (2016年1月2日 9時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あけましておめでとうございます。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - ゆきにょさん» ありがとうございます!!褒めて頂いてとても嬉しいです!!更新もっと頑張ります!! (2015年12月14日 20時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はうる | 作成日時:2015年11月28日 11時