コール ページ22
どさり、とわざとらしく音を立てて倒れ、それと同時に虹歩に一旦ステージの上手へと戻ってもらう。それを見終わってから起き上がり、拳銃を撃ったあとのポーズを取った。
耳につけているイヤホンから二〜三回指で叩いた音が聞こえ、ブレーカーが復旧する。客席からは立っているのが私一人だということを認識し、今日一番の歓声が上がった。
ゆっくりと手を下ろし、身体を正面に向ける。すぅ、と息を吸い、久しぶりに『三大華』の『天野A』のスイッチを入れた。さぁ、ここが正念場だ。
『＿＿＿この度は、お客様方に大変お手数をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。』
まずは、誠心誠意込めての謝罪から。腰からしっかりと90度曲げて謝る。何が何だか分かっていないお客様に説明を始めようと一旦顔を挙げた。
『初めましての方は初めまして、前から知っていただいている方は、お久しぶりですね。』
『改めまして…私、『三大華』のリーダーを務めさせていただいています、『天野A』と申します。』
少し困ったように眉を下げ、お客様に微笑みかけながら簡易的な自己紹介をする。一瞬の沈黙。それに当たり前の反応だと泣き出しそうになる心を抑えた。…のだが。
「天野様ーーー！！！！」
「かっこいいよーーー！！！」
「今までよく耐えれたねーー！！」
沈黙なんてまるで無かったかのように会場はどっと沸いた。その一つ一つがとても優しい言葉で、つい、涙腺が緩む。
こんなにも自分勝手な私を何も言わずに待っていてくれたファンの方々がこんなにもいる。
知らなかった。こんなにも嬉しい事だなんて。
この世界に来る前なら絶対に知りうることのなかったことだ。そりゃあ知るわけないな。
「「おかえりなさい！！」」
『…っただ、いま、戻りました…っ！』
どこからともなく聞こえてくるおかえりコールに、涙を堰き止めていた最後の砦が決壊する。いつの間にか隣には虹歩と彩乃…否、��にじ��と��のっち��がいた。
ボロボロと泣きながら、零さん達を見つける。涙でよくは見えないが、それでも見える泣いてる夏目くんににっこりと笑ってやった。
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羅氷華(プロフ) - ゆず胡椒さん» あわわ、全然ゆっくりで大丈夫ですよ...！！課題の方終わらせてから時間が余れば手をつけよっかな、ぐらいの心意気で気楽に考えていただければな、と思います。私服ですか！！！許すどころかめっちゃ嬉しいです...！無理のない範囲でどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年4月29日 17時) (
レス) id: 2f5c758405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず胡椒(プロフ) - あと、すごい時間がないのでユニット衣装の絵はまた、落ち着いてから描かせていただきたいなと思っています！今は想像で描いた私服でお許し下さい！本当に申し訳ないと思ってます！スミマセン;;(´；ω；`) (2019年4月29日 14時) (レス) id: 6e1b80d42d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず胡椒(プロフ) - 受験勉強の時もやられちゃいまして;;バレないように引き出しにいれても見つけてやられちゃうんです！今、描いてるんですけどまたバレるかもなので、全然描けてないんです;;本当にすみません！課題終わり次第描くのでもうしばらくお待ち頂けると嬉しいです！ (2019年4月29日 14時) (レス) id: 6e1b80d42d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず胡椒(プロフ) - 私の入った高校、アホみたいに課題の量が多くて終わらないんです！それで、もういいかと思って描いてたんですね？そしたら、鬼ババに見つかっちゃってアナログだったので紙だったんですよ。あのー、ね？こう、ビリビリッ！と (2019年4月29日 14時) (レス) id: 6e1b80d42d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず胡椒(プロフ) - スマホの方から失礼します。京です！本当に申し訳ないと思っております！描く描く言ってるくせに学校生活が忙しくて全然描けてないんです！本当に申し訳ない！言い訳をさせてください！ (2019年4月29日 14時) (レス) id: 6e1b80d42d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅氷華 | 作成日時：2017年11月23日 0時
