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次の日。
この日はいつも、大好きな親友と会う。
昨日とは違い、貴方の嫌いな色を纏う。
季節はまだ秋だけど、どこかで君と2人で見た雪を待っている私がいた。
・
・
「A、元気〜?…じゃ、ないよね」
「あ、うん、やっぱ今年も無理だったや」
「3年、経ったのにね」
「3年経っても覚えてるよ。全部、全部…」
「A、行こう?今日はパーッと楽しもう!」
「…ありがとう、そうだね」
親友は、一つため息をついて
「あんたのその辛気臭い顔見てたらこっちまで気分落ちちゃうでしょ?
今日は、あんたが大好きな"アレ"、行くよ」
…アレ?
アレがなんだかわからないまま、全ての事情を知り
私の元気がないことをわかってくれている親友に手を引かれ
私は、この街を抜け出すのだった。
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作者名:サリーさん | 作成日時:2019年10月13日 0時