黒の時代 ページ36
太「おはよー皆さん」
部活達を見下ろしながら私はゲーム機をいじる
太「ちょっと待ってね〜」
太「今この難関面をクリアするところだから、あ〜まずい!抜かれた!」
広「太宰殿御足労恐縮です。武器庫警備の物が撃たれました」
太「ポートマフィアの武器庫を狙うなんて命知らずら久しぶりだね〜」
広津さんの説明を聞きながらクリアをしようとする
あぁ!また抜かされた!
太「じゃあ、見てみるよ、これお願い!」
広「ええっ!」
ゲーム機を投げると広津さんは慌てながら受け取っていじり始めた
太「この弾痕の数で貫通ってことは近距離からサブマシンガンか…」
かなりの手際だ期待させてくれるね
太「倉庫の監視映像はある?」
ただの放浪者に見えるが…これは相当訓練された兵だね
死角を消すように移動している…しかしこの格好は…
太「んっ?」
太「広津さん」
広「面目次第もございませんもう一度機会を頂けば必ずや…」
広津さんで出来なかったか…今度は森さんにやってもらおうかな
太「この銃わかる?」
広「はっ?んん…古い型式ですな、私より年上でしょう…恐らくグラオゴイスト…」
太「私この銃ゆうべ見たよ」
つまりその直前に私達を襲ったことになる
なら、あれは陽動か…
太「ふふふ…これは面白い、予想するよりずっと愉快な連中だよこいつらは」
太「広津さん、今回奴らが襲ったのはポートマフィア最高保管庫のひとつだった…」
広「まさか、マフィアの中に裏切り者が…」
太「昨日の捕虜を拷問したが…自害したのだよ」
太「ただ一つ聞き出せた敵の組織の名はミミック」
夕方、私は海を眺めていると電話がかかってきた
織田作からだ
太「珍しいねぇ織田作から電話なんて」
織「狙撃された安吾の部屋だ、今狙撃手を追ってる」
太「道を塞げってことだね…私が行くまであまり無理はするなよ」
太「織田作かがめ!」
道を塞ぎ目をくらませた所で敵を撃つ
太「君は全く困った男だなぁ織田作…」
織田作にいちゃもんをつけながら立ち上がらせる
織「その手の苦情はもう何万件も承ってる。Aと同じくな」
あぁ…そういえば今日はAちゃんに会っていないな…どこに行ってるのだろうか
話していると織田作は金庫を抱えていた
織「鍵がなくて開かない」
太「なーんだそんなこと?」
私はポケットから針金を取り出し鍵穴に突っ込んで開ける
そこにはエンブレムの銃が入っていた
太「これだけではなんとも言えない」
そう、なんとも言えないのだ
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らい(プロフ) - 織田作と夢主の会話が面白かったし話の内容もめっちゃ好きです!!更新頑張ってください!!! (2022年12月16日 0時) (レス) @page30 id: 98c78372b7 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 太宰さんは腐った根性してないけど頑張る系夢主か〜。うーん好きかな (2022年9月14日 17時) (レス) @page2 id: 3df5dd07dc (このIDを非表示/違反報告)
フレタスートめんどくさい - この作品すごい好きです!!毎日更新を楽しみにしてます!!応援しています!! (2022年8月10日 22時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
フレタスートめんどくさい - 面白かったです!!!! (2022年8月10日 22時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こみゅな | 作成日時:2022年5月5日 11時