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なんでも見せる猫? ページ3

マフィアに…私の部下にはおかしな部下が居る

マフィアに居るのにマフィアらしくない

幹部の私に1発殴ると宣言するぐらいだいぶ壊れてる

『首領、失礼します』

森「おや、君の方から来るとは珍しいね」

『あの子の事何とかなりません?あんな部下必要ないんですけど』

森「あぁ…Aくんの事だね、君、殴るって宣言されてたもんね」

盗み聞き…悪趣味だ

森「いいじゃないか、Aくん。素直で」

『素直?莫迦の間違えでは?』

森「君もそのうちわかるさ」

ムカつく…

『異能もろくに使えない、体術や銃だって使いこなせていない。強いてあげるなら無駄に元気で諦めの悪いところでしょう』

森「面白い子でいいと思うけどねぇ…それにAくんは18歳にしてあの見た目…私の守備範囲は12歳までなのだけどね…」

森「太宰くん。前にも言ったが敵を嬲り殺すだけがマフィアの仕事ではない。暴力が全てではない。それは太宰君も知っているね?」

当たり前だ、耳にタコができるほど言われ続けてきた、それに私が一度聞いたことを忘れるわけがない

森「100人居たら100通りの情報の聞き出し方がある。それに彼女は諦めが悪い、一度決めたら必ずやり遂げる。それはマフィアにおいて…いや、この世界において大事なことだよ」

『ふーん…』

森「だが、彼女はまだまだ半人前だ。Aくんを1人前に育てるのが君の役目だいいね」

『はい』

そう言って部屋を退出する

森さんの前では頷いたが正直面倒だ、そもそも拾ってきたのは森さんなんだから森さんが面倒を見ればいいと思う

もしくは中也や姐さん。わざわざ私じゃなくたっていいじゃないか

むしろAちゃんは中也の方が懐いてるし中也も犬のくせにAちゃんの世話をしてるのをよく見るからその方が絶対いいと思う

犬が犬の世話するなんて笑えるけど

貴「あ、太宰さん!」

大声で私の名を呼ぶ誰かが目の前から走ってくる

あれは…Aちゃん?

どんだけ距離空いてると思ってるの?目良すぎない?

それとうるさい

無視して去ろうとも考えたけど余計面倒なことになりそうなので黙って走ってくるのを待つ

貴「太宰さん!見てください!」

Aちゃんが抱き抱えている袋をみる

中には和菓子の入ってるようだ

貴「姐さんから貰ったんです!」

太「うん、そうなんだ」

貴「……」

太「……」

うん?それで?

貴「?」

それを言うだけがためにわざわざ大声出して走ってきたの?

バカなの?この子

はぁ…疲れる

私いらないと思うのだけど→←1発ぶん殴ってやります



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らい(プロフ) - 織田作と夢主の会話が面白かったし話の内容もめっちゃ好きです!!更新頑張ってください!!! (2022年12月16日 0時) (レス) @page30 id: 98c78372b7 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 太宰さんは腐った根性してないけど頑張る系夢主か〜。うーん好きかな (2022年9月14日 17時) (レス) @page2 id: 3df5dd07dc (このIDを非表示/違反報告)
フレタスートめんどくさい - この作品すごい好きです!!毎日更新を楽しみにしてます!!応援しています!! (2022年8月10日 22時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
フレタスートめんどくさい - 面白かったです!!!! (2022年8月10日 22時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こみゅな | 作成日時:2022年5月5日 11時

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