○122○ 翔サイド ページ3
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自分の身体の痛みで起きた
翔｢…うわぁ…」
至る所に赤紫っぽい痣ができていて、
触るなんて怖すぎてできない。
ひどい、
ひどいよ2人とも…
いくら、もう繋がりがないからって。。
怖かった
笑いながら暴力を振るうとか
ほんとに別人だった
いや、もう全然関係のない、
人達だけど…
翔｢…、いった！」
ちょっとでも身体を動かすと痛い。
手加減なしでやられちゃった…
翔｢…っうぅ」
泣いても意味の無いことだって
わかってる
でも、止められない
出したくて出してるんじゃない
身体なんて死ぬほど痛い
痛くて泣いてるわけでもない
本当にただただ
涙が出てくる
拭いても拭いても溢れる涙に
イライラする
こんなことで泣かないで
きっと、この先もっと辛いんだよ
こんなことで泣いちゃだめ、
お願い
もう、こんなに辛いのなら
いっその事、感情なんていらない
涙なんて
流れなければいい
なんて、なに変なこと
言ってるんだろ。
人間、あまりにも精神的にくると
頭がおかしくなるみたい
あの2人だって
頭が物凄くおかしいよ
翔｢…はぁ」
なにも身体が動いてくれないから
天井に向かって深い溜め息を
ついてみたけれど
心のズキズキは
さらに増すばかりで
全部包んで吐き出せたら
どんなに楽なんだろうか。。
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作者名：ハッピーsmile | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年6月19日 21時
