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A｢え……？｣
竜胆｢これから先、
Aの事幸せにする相手は俺がいい。｣
真っ直ぐな言葉が私の心を揺るがす
A｢私は、竜胆の側にいない方がいい｣
竜胆｢オマエなぁ…｣
A｢でも、
竜胆が誰かに取られるのは嫌だ。
他の女の子と手繋ぐのも嫌だし、
隣を歩くのは私がいい。｣
そう言うと彼は少し顔を赤く染めて
私の頭を優しく撫でた。
竜胆｢それって
俺の事好きって事なんじゃねぇの？｣
A｢人を好きになるなんて初めてだから分かんない。｣
言っときながら急に恥ずかしくなって
目を逸らすと頬を掴まれた
竜胆｢Aちゃん？
俺一応、告白したんだけど。｣
A｢私は…｣
私は幸せを貰っても何も返してあげられない…
ニィと同じように
救える人がいたはずなのに私には誰も救えない
この手は何も、
誰も幸せになんて出来やしない
心の奥に鍵をかけて閉まっていた
どす黒い感情が溢れてその思いに押し潰される
気づいたら涙が溢れて、止まらない
カタカタと震える手は、
そっと温もりに包まれて治まった
まるで…魔法みたいに
私の不安を無くしてくれるこの手が…
私を優しく抱きしめてくれるこの人が…
竜胆｢俺はAが好き｣
A｢うん…｣
竜胆｢俺の事だけ見て｣
A｢うん…｣
竜胆｢俺はAがいてくれたら
それだけで幸せだから…｣
私は、この手を掴みたい…
" 俺がオマエを救ってやる！ "
きっと、あの時から…落ちてたんだと思う
18年間、
人を忌み嫌い続けてきた私が好きになったのは
春千夜でも、蘭でもない。
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雪(プロフ) - 夏蜜柑さん» ありがとうございます！！ (2022年3月19日 22時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 華さん» もー、皆かっこよすぎて身がもたないです！ (2022年3月19日 21時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - はぁ( ´Д｀)=3もう好き (2022年3月9日 22時) (レス) @page43 id: 00e637f589 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 竜胆〜！！ (2022年2月22日 23時) (レス) @page38 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
華 - うお…蘭ちゃん、りんちゃんがかっこよ… (2022年2月17日 0時) (レス) @page33 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2021年12月10日 20時
