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帰ってきてからずっと
竜胆の傍から離れない私を見て
拗ねる蘭に、満更でもない竜胆。
蘭｢Aちゃーん、いつまでそーしてんの。
ほら、蘭ちゃんのとこにもおいで｣
竜胆｢だーめ。Aは俺の｣
蘭｢ケチー。いいじゃん別に
減るもんじゃねーし｣
竜胆｢そーゆう問題じゃねーの。
てかA、この手どうした？｣
不意にきた問いに
ビクッと肩が跳ねる。
A｢こ、転んじゃってさ、｣
ヘラッと笑って誤魔化してみたけど
竜胆｢嘘つけ。本当は？｣
そんな嘘も見抜かれた。
事を話せばムギュっと頬を摘まれる
竜胆｢危ねぇ事すんなよ。｣
A｢ふぁっへ｣
竜胆｢だってじゃねーの。｣
掴まれていた手が離れた。
ヒリヒリする頬を抑えてると
後ろから聞こえた、蘭の声。
俯いたままの竜胆の顔を上げれば
君が、あまりにも悲しそうな顔をするから、、、
気づいたら抱きしめてた
竜胆｢A、お願い、、約束して。
もう絶対こんなことしねぇって、言って。｣
A｢分かった……約束する。｣
そう言ってお互いの小指を絡めた。
" じゃあ、私とずっと一緒にいて。 "
" あぁ、約束する。10年後も＿ "
A｢10年後も20年後も、
ずっと一緒にいるよ。
私は2人を置いて死んだりしないから、
ずっとずっと、竜胆の傍にいる。
だから、、そんな顔しないで｣
竜胆｢A、｣
コツンっと額を合わせて微笑む。
そして彼に、キスをした。
蘭｢なんかそれってプロポーズみてぇ｣
A｢ｯｯ！！/////｣
蘭｢あーあ、顔真っ赤にしちゃってかーわい♡
Aになら俺の竜胆あげてもいいよ。｣
その後もしつこく絡んでくる
蘭のちょっかいがあまりにもウザくて
それ以上言ったら口聞かない、 と念を押せば大人しく黙ってくれた。
Aに無視されたら死んじゃう…と
シュンとする蘭が面白くって咄嗟に冗談だよ、と笑った。
あれから数時間、時刻は23:00。
リビングには私と竜胆と2人きり。
蘭は数分前に 眠いから寝る、と部屋を出ていった。
私の膝に頭を乗せて寝転んだ彼の頭を撫でる
手を握っては指を絡ませてきたり
腰に抱きついてきたり、
キスをしてきたり、
大好きだよ、と言えば
俺も、って
どうしようもなく愛おしい。私の恋人。
竜胆｢A。｣
A｢んー？｣
竜胆｢明日、デートしよっか。｣
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れもん - この作品を見て、悲しすぎて泣きそうになりました！それくらい、いい話でした！ (11月26日 19時) (
レス) @page30 id: f4d6c117c8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます！！そうです！たけみっちのリープでハッピーエンドになりました！夢主はイザナと幸せに暮らしてますよ！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - らな！さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございました！！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 東リベヲタクさん» ありがとうございます！！ (9月2日 9時) (レス) @page30 id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！最後はたけみっちのリープによって夢主も救われたってことであってますかね！？ (2023年1月14日 0時) (レス) @page30 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年3月20日 23時
