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【A】




走れメロス並に走った。
たとえがいまいちかもしれないが、とにかく走った。
家に着くと靴を脱ぎ捨て家に入る。




────────バンッ!!!




私は勢いよくリビングに入るドアを開けた。
すると出迎えてくれたのはお母さんと神威くん。
いや、どういうことだ。




「あれ、早いじゃん。おかえりー」




神威「おかえりA。もう夕飯出来てるよー」




なぜ神威くんがエプロンしてるんだろう。
てゆーかなぜここにいる。
2人は何とも自然に食器を並べ始めた。




A「ちょっとなにこれ」




神威「んー?今日ロールキャベツだよ」




A「いやそうじゃなくt」




「ちなみにこのロールキャベツは神威くんの手作りでーす」




A「ロールキャベツはどうでもいいんだよ!!!」




大きい声を出したらなんやこいつ…って顔で見られた。
どう考えてもおかしいでしょ。
私は神威くんを見た。




A「神威くんなんでここにいるの?」




神威「またねって言ったじゃーん」




A「誰も家に来てるなんて思わねぇわ」




なんかもうツッコむ気力無くなってきた…
お母さんと神威くんが組むと果てしなく疲れてしまう。
でも机に並べられた夕食を見たら一気にお腹が空いてきた。


私はカバンを下ろして椅子に座る。
そしてすっかり私の隣を定位置に決めた神威くんも座った。




神威「見て、A。これ俺が作ったんだよ」




A「神威くんって料理作れたの?」




神威「意外と作れたみたい」




お母さんの手も借りただろうけどたしかに出来栄えは最高だった。
普通に美味しそうだし見た目も良好。




「んじゃ食べよっか」




お母さんも正面に座った。
私たちは全員で手を合わせる。
そして今日も賑やかな夕食を迎えた。

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瑠々亜(プロフ) - literarymastertさん» コメントありがとうございます。更新頻度が遅れてしまって申し訳ないです(><)素敵なカップルを書けるよう頑張ります! (2018年10月1日 23時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
literarymastert(プロフ) - こういうカップル好きです!笑ニヤニヤしながら見てます!!更新頑張ってください!笑 (2018年10月1日 23時) (レス) id: 2fed73faab (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 蛍さん» コメントありがとうございます。ここ数日忙しくて更新めっちゃ遅れてますが、皆さんの温かいコメントを頼りに更新頑張ります! (2018年9月29日 14時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
- 神威くんと夢主ちゃんが可愛いすぎて辛いです!!更新大変だと思いますが頑張ってください!これからも応援してます^^ (2018年9月26日 20時) (レス) id: e7281059f9 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - ティアーさん» コメントありがとうございます。もう高評価して頂けただけでも大満足です(T_T)ご期待に添えるような作品になるよう更新頑張ります! (2018年9月25日 13時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠々亜 | 作成日時:2018年9月12日 20時

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