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part 10 ページ11
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「Aちゃん…」
返事が帰ってこないのは分かっていたけど、声をかけたかった
キミの名前を呼びたかったんだよ…
「…Aちゃん」
目から涙がこぼれ落ちそうになるのを必死に耐える
キミの冷たくなった手を必死に握っていた
「そう…くん…」
微かに目を開いて、僕の名前をよんでくれた
「Aちゃん!」
辛そうな表情と言うよりも、もう全てを諦めているような顔だった
「全部、黙っててごめんね…そうくんと…楽しく過ごしていきたくて…」
「Aちゃん…」
分かってあげられなかった…
僕の方がごめんって言いたい…
こんな時に声が出ないなんて…
僕は、どうしたら…
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ゆき(プロフ) - コメント失礼します…!うぅ、この小説読み終わった後、涙が…ドバァ本当に素敵な小説です…!この小説を読めたことを、嬉しく思います!書いてくれてありがとうございます…!!!! (2022年6月5日 13時) (レス) @page15 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レサ汰 | 作成日時:2018年3月4日 22時