検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:2,022 hit

part 10 ページ11

*


「Aちゃん…」


返事が帰ってこないのは分かっていたけど、声をかけたかった

キミの名前を呼びたかったんだよ…



「…Aちゃん」

目から涙がこぼれ落ちそうになるのを必死に耐える


キミの冷たくなった手を必死に握っていた




「そう…くん…」


微かに目を開いて、僕の名前をよんでくれた


「Aちゃん!」


辛そうな表情と言うよりも、もう全てを諦めているような顔だった



「全部、黙っててごめんね…そうくんと…楽しく過ごしていきたくて…」

「Aちゃん…」



分かってあげられなかった…

僕の方がごめんって言いたい…



こんな時に声が出ないなんて…

僕は、どうしたら…



────

part 11→←part 9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , sou , Sou
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆき(プロフ) - コメント失礼します…!うぅ、この小説読み終わった後、涙が…ドバァ本当に素敵な小説です…!この小説を読めたことを、嬉しく思います!書いてくれてありがとうございます…!!!! (2022年6月5日 13時) (レス) @page15 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レサ汰 | 作成日時:2018年3月4日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。