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166話「真実」 ページ22

アヤノ「……5年ぶりかな?」



サツキ「なんで……ここに。」



アヤノちゃんは、赤い目を閉じた。




アヤノ「ここは私の能力の世界…【掛ける】。全部、教えてあげる。君がいた世界も、能力のことも。」



アヤノちゃんは、白いモヤモヤを見て言った。




アヤノ「私にのこっている……記憶の全て。」



そう言った時、ガラリと空間が変わった。辺り一面、明るく白いノイズが浮いている。



…電脳世界だ。



アヤノ「じゃあ…君がカゲロウデイズに呑まれた所から見せてあげる。」



アヤノちゃんは、大きな液晶画面を見つめた。



僕も同じように浮かんでみる。



そこからは、ザーッという音と共に、僕とヒナの映像が流れた。



デンノウデイズで、何千回と見た光景だ。




それを見終えると、アヤノちゃんは鋭い目付きになった。



アヤノ「……これは君とヒナちゃんが、デンノウデイズに行く時の記憶だよ。1つ言っておくけど……主であるクロアには、デンノウデイズを統括する能力はないの。」



僕はぎょっとした。



だってそれって





サツキ「もしかして…」



アヤノ「うん、そうだね……じゃあ、これを見て。」



そしてそれを見終えた時、僕は血の気が引いていった。




サツキ「あ……あ、ぁ…」



アヤノ「…とにかく、これが全てなの。大丈夫、君には『ヒーロー』がついてるから……。」



目の前が霞んで、ノイズが消えていく。



すると、体にずっしりとした感覚が戻った。



目を開けると、白い天井。



あぁ、夢は覚めたんだ。



じゃあ、皆に話しに行かなくちゃ……



朝の鬱陶しいくらいの光が、僕を照らしていた。




サツキ「……作戦、開始。」

167話「唖然」→←165話「畏怖」


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実麗 - 赤えんぴつさん» ひ、ひゃくはち…私んとこは85年やで……柏で中間くらいか……にしても、108……ひ、ひゃくは…(( (2016年12月11日 14時) (レス) id: f2902b880a (このIDを非表示/違反報告)
赤えんぴつ(プロフ) - 実麗さん» 私の学校も結構古い小学校だな〜今年は創立108年だよ! (2016年12月11日 6時) (レス) id: 5483a8ee47 (このIDを非表示/違反報告)
赤えんぴつ(プロフ) - 実麗さん» じゅっ14個って凄いな (2016年12月11日 6時) (レス) id: 5483a8ee47 (このIDを非表示/違反報告)
実麗 - よくみたら、今日は14こ更新してたwお休み〜 (2016年12月10日 23時) (レス) id: f2902b880a (このIDを非表示/違反報告)
実麗 - だよね〜!うちは小学校が柏で一番古いから、もう怖くて怖くて(色んな意味で) (2016年12月10日 23時) (レス) id: f2902b880a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:実麗 | 作成日時:2016年11月27日 16時

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