【カゲプロ】訳ありの猫耳パーカードM少年はメカクシ団No12になりました【男主】

159話「集合」 ページ14

さっきヒナは、あとの8人…と言っていた。ヒナにも、随分と多い友達がいるみたいだ。



まぁ、楽しくやってんなら僕は嬉しいけど。



ヒナ「今、メール送っといたからもうすぐ来るよ。」



ホントだった。インターホンが鳴って、女の子の声と男の子の声が聞こえた。



何人かいるらしい。



ヒナ「あ、来たね。」



ヒナは玄関に向かい、その人達を迎えにいった。



サツキ「キドさん…あの、まだいるんですか？」



キド「まぁ、正確に言うと、あと10人いるな。」



てことは、このグループ？は13人なのか。




ヒナ「おまたせ！この子が新団員だよ。」




サツキ「……あ、はじめまして。」


モモ「No5のモモです！アイドルやってます！よろしくね？」


エネ「No6のエネです！！よろしくお願いしますね！」



ｼﾝﾀﾛｰ「なっNo7のしんひゃろ……ｼﾝﾀﾛｰだ。よ、よろしく。」



ヒビヤ「僕はNo8のヒビヤ。よろしくね。」



コノハ「えっと……No9の、コノハ…だと思う。」


レイ「No10のレイっていいます。よろしくお願いしますね！」


アイ「同じくNo10のアイです。よろしくですね。」



クロア「おぉサツキ。クロアだよ、覚えてるよね？」



サツキ「ホントに来てたんだ。」



クロア「勿論！」



そういってクロアはドヤっとした。


何を自慢したかったんだろう。



ヒナ「で、ボクがNo11だよ！これからよろしくね！No12のサツキ君。」


………ん？



サツキ「えっ、僕も入るの」


キド「この団を知ってしまったからには、な。それにお前、持ってるんだろう？」


サツキ「……何をですか？」


何のことか分かんないんだけど。


レイ「クロア、この方に能力あげましたか？」


クロア「うん、適合したのがあったから。」


適合？いやいや、なんなのか分かんないってば。



ヒナ「自覚ないの？じゃあ質問するね。サツキ、君は死ぬ直前、何を思った？」



……なんだっけ。急に言われてもな。



サツキ「……過去と今を組み換えられたらいいのになっ、て。ボクにもヒナみたいな強さが欲しかったとも思った……気がする。」


クロア「……【目の色を変える】能力よ。」


マリー「……目の色を変える？」



ヒナ「国語辞典には、【途端に態度を変えること】って載ってるよ。」



まぁ、日常で使う言葉だったりするね。


ってそうじゃないんだって。


サツキ「さっきから能力とか何とか言ってるけど…一体なんなの？」



キド「あぁ、まだ話してなかったな。」


モモ「まぁ、能力の紹介を兼ねて説明しちゃいましょ！」

160話「能力」→←158話「伝言2」

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