裏切りの代償Ⅱ (ページ49)

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ニノの事2→デジャヴページ49

智「確かに…。
でも、そんな素振り昨日は見なかったけどなー。
昨日は腰の事もあったから俺が気付かなかっただけなのか…。
取り敢えず様子見るか。
ニノは本当に辛くなったら何も言わなくても絶対顔に出るから。」

「そっか…分かった。
ニノの事、宜しくね。
何かあったら桜花だけじゃ支えきれないと思うから。」

智「おん。
俺に任せとけ！！」

その後も他愛のない話を続けていると、

あっという間に駅内に入って乗る電車が来た

一旦、電話を切り電車に乗り込む

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本当…夢みたいだな…

普通に電車に乗ってる私が1年に1回電車に乗るか乗らないか位の人と結婚するかも知れないだなんて…

ゆらゆらと電車に揺られる事20分……

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やはり彼等が借りる家は桁違いだ…

5分も歩けばもうマンションに着いた

部屋に帰る為、エレベーターに乗り込むとそこに誰かが息を荒げて乗り込んで来た

？「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…。
何とか間に合ったー。」

私は驚いた

こんな事ってある……？

和「行きも帰りも一緒だなんてビックリですね。」

「うっうん…。
ってか…ニノってストーカー？」

和「何でそんな事、聞くんですか？
ってか、タレントがストーカーなんかしたら大変な事になるわ。
それにメンバーの彼女を、この俺がストーカーする訳ないでしょうが。」

「まぁ…確かに…。
ねぇー桜花とは上手くやってんの？
浮気とかしてないでしょうねー？」

和「やってますよ。
浮気したら貴方が黙ってないでしょ？」

「うん。
きっとニノを…………ね。
あっ…今日、桜花は仕事？」

和「仕事ですけど…多分もう帰って先に待ってんじゃないですかね。」

「家なら安心だね。
ねぇ…ニノ…。
智から明日の事、聞いた？」

和「聞きました。
一応、メンバー全員と貴方と関係者と社長で話すそうです。
皆、付いてるから大丈夫ですよ。
俺達、皆…貴方達の事、応援してますから。」

「ニノ…ありがとう。
凄い緊張しちゃって眠れなくなりそう…。」

和「でも、ちゃんと睡眠取るの忘れない様にして下さいね。
第一印象が大事ですから。」

「うぅ…。
分かってるけど絶対に寝れないよ…。」

和「大野さんに歌って貰えば良いんじゃないですか？」

「でも私より先に彼が寝る気しかしない。」

和「じゃあ…あれしかないですね。」

「あれって？」

和「アイドルの俺に言わせますか？」

「……あぁー！！！
ちょっと馬鹿な事、言わないでよ！！」