裏切りの代償Ⅱ (ページ40)

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メンバー全員集合！！ページ40

？「ちょっと皆…Aちゃん困ってんじゃん。
何の為のドッキリだよ。」

雅「あっ松潤！！」

潤「「あっ松潤！！」じゃねーわ！！」

翔「本当、相葉君は良い空気ぶち壊すよなー。」

雅「だって仕方ないじゃん！！
あんな色っぽい声聞いたら興奮しちゃうよ！！」

翔「そこは我慢しろ！！
Aちゃんは智君の奥さんだろ！！」

「あっあの…こっこれは一体…。」

私は周りの騒がしさに付いていけない

一体、何がどうなっているのか…

分からず頭を悩ませていると彼の大声が部屋中に響いた

智「お前らいい加減にしろやー！！！」

一瞬にして静まり返った部屋

静まり返った部屋に再び彼の声が木霊する

智「今日は皆で楽しく飲むんじゃないの？
……ねぇ？
早くパーティーしよ？」

彼がそう言うと皆してぞろぞろと各々の場所に座り出す

ただニノと潤君だけはキッチンへと向かう

そう言えば智君が、

「当日の料理は潤君に頼むからAは何もしなくて良いよ。」

…って、言ってたっけ…

何で？とは思っていたけど、プロポーズの事を考えたら理解出来た

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あの後、あんなに不穏だった空気はいつしか消えていて今じゃ皆、楽しそうに話し込んでいる

潤「お待たせー。」

和「料理持って来たよー。」

桜「和也！！
私も手伝う！！」

彼女はニノが持っていた料理を少し持つ

和「もう…手伝わなくて良いのに。
でも…ありがとう。」

ニノはそう言って頬を少し赤らめる

雅「ヒュー！！ヒュー！！
ニノのとこもラブラブだねー！！」

和「うっさいアイバカ。」

ニノが物凄い形相で相葉さんを睨む

睨むニノに怯む相葉さんを見て笑うのは智と翔さん

潤君は「言わんこっちゃない。」と呆れた顔で見ている

雅「うぅー。
皆して何なんだよ…。」

「いつもの事じゃないですかー。
でも冷やかしはあんま好まれませんから気を付けて下さいよ。」

雅「ありがとう。
俺、ニノに謝るよ。」

「はい。
でも…ってあれ？」

私が言い終わるその前に彼はニノに謝りに行っていた

彼を見送り1人になると誰かが声をかけてきた

？「Aちゃんはさ…智君の何処が好きなの？」

「へっ？」

翔さんの質問に私は一瞬ビックリした

翔「ははは。
ビックリしちゃった？
俺達…皆…智君の事、好きだから智君にも幸せになって欲しいんだ。
だから智君の好きなとこを聞きたい。」