好きな人は知っている【探偵チームKZ】

25 大会Part３ ページ25

翼side

あー、やべ

観客席にいるAがめっちゃ気になる

こっち見てるの分かるな〜

隣にはアーヤもいる

緊張するなー

集中しないと勝てないのに...


それでも、頑張って点を決めた

Aは立ち上がって拍手している

嬉しい／／／

でも、こうして影で喜んでるのをAは知らないんだろうなーーーー


結果は30対26で俺たちがギリギリで勝った

良かった...

｢今日ツバサ張り切ってたな〜！｣

｢めっちゃ点決めてたな！さすが〜｣

翼｢ちょっとな...勝たなきゃいけなかったんだ(ボソッ｣


A｢翼！お疲れ様ー！！｣

彩｢お疲れ様〜｣

翼｢ありがと、急いで着替えてくるから！｣


着替えて戻ったらもう、アーヤはいなかった

翼｢アーヤは？｣

A｢なんか、若武に用事があるからって先に行ったよ〜｣

へー。

アーヤなりに気をきかせた？

いや、アーヤは気づいてないんだろうな( ˊᵕˋ ;)

A｢今日はかっこよかった！シュートもすごかったね( * ॑꒳ ॑* )｣

翼｢ま、頑張ったからね〜｣

A｢それで、ご褒美は決まりましたか…？｣

翼｢えーっと、なんでもいいの？｣

A｢なんでも？出来ることならいいけど...｣

翼｢今度遊びに行かない？｣

しばらく沈黙が続いてだんだんAの顔が赤くなった

A｢2人で...？／／／｣

やっぱり好きな人がいるみたいだしダメだよな

翼｢アーヤたちも入れる？｣

A｢いや、2人でいいよ／／／｣

翼｢えっ｣

やばい、想定外の答え

どうしよう

いや、落ち着けー

翼｢じゃあ2人で映画行かない？｣

いつもみたいに冷静になれよ

あー、顔赤いかも

A｢あっ、ちょうど観たいのがあったんだ！｣

翼｢なに？｣

A｢私の名はっていつやつ｣

あっ、それ俺も見たかったやつだ！

翼｢じゃあそれで決まりね♪｣

(夏実)｢うん！｣



そう言ってニコニコ笑う君




俺は決めた









そのときに告白する

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