いちごたちと転校生6【すとぷり】

勇気 ページ39

前回のあらすじ！！
体育祭の後片付け中！！なんとホコリだらけの体育倉庫に閉じ込められたA！！
るぅとくんに助けを求めたが、その前に死にそうなA！！
そして、厄介な奴らに絡まれたるぅとくん！！
この先どうなるか！！！
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「…あの、急いでるんで…」

先輩達から逃げるように走り出すと

パシっ

「そんな冷たいこと言うなよ〜」

「俺達とお前の仲じゃん？？」

と、腕を掴まれた
最悪だ…こうなってしまったら、この先輩たちからは逃げられない…
いや、逃げられないんじゃなくて、逃げる勇気がないんだ…僕には…

今だって、僕がここで逃げたらみんなに迷惑がかかるんじゃないかって…すごい不安だ…
いつだって、そうだ…
小学生の時から、名前は忘れてしまったけど、僕と仲良くしてくれた女の子がいじめられてるを見て見ぬふりをしていた
中学生の時は、さくらが僕たちのせいでいじめられてるのを知って、どうしたらいいか分からなくて…
みんなが、頑張ってるのをただ見てるだけだった
だから…こいつらにつけこまれて……

「何も返さないってことは、今回も引き受けてくれるんだよな？？」

やだ…引き受けたくない……
だけど…なんで僕には勇気がないんだ……
すると

「てっちゃん〜！！仕事やってきたよ！！これでデートしてくれるんでしょ？？」

向こうから見覚えのあるやつが走ってきた
あれは…A先輩に足を引っ掛けたやつでは…？？
なんでこんなところに…

「よくやった！これでななもりを潰せる…！」

「なーくん…？」

急に出てきた友達の名前に思わず反応する

「あ、お前ら友達だっけかぁ？俺らあの今年転校してきたやつ使って、あいつ引き寄せて潰す計画してんだよねぇ？」

今年転校してきた…ってことは、まさか…！！

「A先輩…」

「そうそう、そいつ、弱そうだし実際閉じ込められたんだろ？？」

「バッチリ！！昼の時も思ったけど、あいつノロマだし弱そうだし、簡単だったよ！」

全てのピースが繋がった
こいつらは、なーくんを潰すために、A先輩を使って、なーくんをおびき寄せようとしてたんだ…
だから、A先輩は今…

「すみません、今閉じこめたっていいました？？」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ご心配おかけしてすみません！！
受験無事終わりましたので、目標の4月までに完結目指してまた頑張りたいと思います！！
辻褄合わない点あると思いますが、最後までお付き合いお願いします！

思い出した→←嬉しくない再開

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