いちごたちと転校生6【すとぷり】

選ばれたのは ページ31

皆様前回からまた日を空けてしまい申し訳ないです！
期末テスト英検と追われていたもので…
日を空けることが多くなるとは思いますが、ぜひ気軽に待って頂けたらと思います…

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前回のあらすじ

現在！いちご夢色学園は絶賛体育祭中！
種目は着々と終わり、次の種目は
めっちゃ細かい借り物競争！

『本当にお題細かいからな〜、細かすぎてみんな見つけられない…とかだったらどうしよう…』

試しに数枚とって見たが
どのお題もそんなやつおる？みたいなふざけたやつだった

例えば、最近調子乗ってケバブ落としたやつ、とか
いくらこの学校の生徒が多くてもいないだろ…
て、ことで、私となーくんで、数枚普通の借り物競争のお題を混ざらせといた、当たんなかったやつは…どんまい

「やばい、俺女の子に来て！って言われたらどないしよう」

『あー大丈夫です、どーせゴムを主食にしてそうな人、ってお題ですから』

「ひどない？」

こんだけ生徒がいるんだ、自分が選ばれる確率はほとんどないに等しいだろう…
と思っていると、始まる合図のピストルが鳴った

生徒が懸命に走って、お題を見ると
あるものはお題を見て笑い、あるものはお題を見て絶望する、当然私は非リアに優しいので、恋愛とかのお題は全て捨てたは…ず…

「うわー、お姫様抱っこしとる、青春やな」

『馬鹿な！？そのようなお題は捨てたはず…！？』

「え、捨てたん？」

ジェル先輩に、驚愕の顔をされたけど
本当だ、このようなリア充が得するようなものは捨てたはず…！！！
そんなことを思っていると

「誰かー！！語尾にうにゅ、ってつけてる方いませんかー！」「誰か！朝食に！ミント味のソーセージ食べた人いませんか！！！」

あっ、可哀想なお題引いた人だ
うにゅ、って何やねん、嫌でも、実際そういう女は信じられないけど、確実にいる
ミント味ソーセージはないな、あいつゴールできるかな…

「キャーーー」「やだ！」「ころんくん！？」
「キャーーーーーー」

急に黄色い歓声が聞こえた
どうやら、ころんがここ周辺に来たらしい
そういえば、あいつ参加するって言ってたな
すると、ころんはその女を五月蝿そうに掻き分けて
私の元までやってきた
…ん？私？？

「来いよ」

と、手のひらを差し出してきた
どうやらその手を握れ、といっているらしかった
え？？？私？？？

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