作戦会議 ページ25
「そっか…」
莉犬くんとるぅとくん以外の皆を生徒会室に集めて、作戦会議
みんな、重々しい雰囲気で、ぶつかり合う
そりゃあ、そうだろう…普段温厚で腹黒ではあるが、切れたりしないるぅとくんが、1番切れているのだ
みんな、莉犬くんに怒りたい気持ちはあるだろうが、1番の信頼してる友に、嫌い、と言われた莉犬くんのショックはあまりにも大きい
るぅとくんは、今何処にいるか、分かんないし…
「なんで、さとみ止めなかったん?」
ジェル先輩が、鋭い目付きで私の隣のさとみくんを見る
「あのまま、言ったら、莉犬に対して失言するの、分かってたんやろ?なんで、止めなかったん?」
ジェル先輩の問いにたいし、何度か口を開きかけるが、何も言わないさとみくん
「またそれか、ほんまに、さとみは何がしたいん?仲間が喧嘩するの見て、楽しいんか?なぁ?」
「やめて、ジェルくん、今は、そういう時じゃないでしょ?」
なーくんが、すかさず間に入る
いつもと変わらないなーくんに、ほっとした
ころんは、さっきから、年上の人達のギスギス、ピリピリした雰囲気に馴染めずにいる、私も同様
「今度こそ、親戚の問題は解決しなきゃいけない、みんなで協力しなきゃ、俺らがギスギスしてて、どうすんの?」
そう言われて、渋々座るジェルくん
「とりあえず、るぅとくんと莉犬くんの仲を戻さなきゃいけないけど…普段喧嘩しない2人だからこそ、仲直りもムズいんだよね…」
「そんなの、引き起こしたさとみにまかせればええやん」
「ジェルくん?」
と威圧のような、目をなーくんが向けると、ジェルくんは、そっぽを向いた
さとみくんは、さっきから、何も言わないし
とても、居心地が悪い…
「とりあえず、ここは、ころちゃんと、Aちゃんに任せようと思う、歳が近い2人だからこそ、分かることもあると思うから」
「わ、分かりました…」
『し、承知しました…』
恐縮してる私たちが、震えながら返事を出す
「俺たちは、作戦を考えるから、進展があったら教えてね!」
と言って、私達は生徒会室から出る
『生きた心地がしない…』
「生徒会室、南極かよ…」
生徒会室から出れて、ひとまず安心
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ジェルくんが、嫌なキャラみたいになっちゃった…
ギスギスしちゃった…
570人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢花 - (´Д⊂グスン夢主ちゃんいい事言うねぇ…目頭に来たよ… (2021年3月6日 22時) (レス) id: cf87ac2a06 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます!見るのが楽しいだなんて……本当にありがとうございます!頑張ります! (2020年4月13日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます!1から見てくださったんですね!とっても嬉しいです!ありがとうございます! (2020年4月13日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!1から見直してくださったんですね!ありがとうございます!よしこちゃんよしこちゃん! (2020年4月13日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - RIKI#さん» コメントありがとうございます!本当ですか!そう言っていただけてとてもありがたいです! (2020年4月13日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なつっと | 作成日時:2019年12月15日 21時