褒め殺し ページ20
着付さんに褒められて(?)自信が出た私は、試着室から出ようとした…けど、やっぱ怖かった
『はぁ…どうしよう…微妙な反応されたら…』
「大丈夫です、私が見とれてるんですから」
『ほんとにイケメンですね、性格』
「そうですか?」
勇気づけられて、私は扉からちらっと覗くと、何故か、るぅとくんと目が合い、るぅとくんは数秒、私を見て止まっていた
すると、私が出れるに出れないことを察して
ニコッと笑い、口パクで
き れ い で す よ
と、言った
殺 す 気 か
え、何、積極的ね…お姉さん照れちゃう
だけど、るぅとくんにそんなこと言われたら、出るしかないよね、と思い、出ると
るぅとくんは、私を見て、ニコニコを増すし
ころんは、こちらを見たと思ったら、すぐに目をそらすし
なーくんは、こっちを見て、停止してるし
ジェル先輩は、手に持ってる、スマホを落として、口を手で隠すし
いや、ジェル先輩口を手で隠してる場合じゃないって!と思って、ジェル先輩の近くに、無意識で行き、スマホを拾うと、ジェル先輩は、私の手をとって
「綺麗…好き…結婚しよ」
『語彙力ないオタクみたいになってますから』
「Aちゃんめっちゃ似合ってるよ…!」
と、なーくんにじろじろと見られた
『そ、それは良かったです…』
と、言うと、るぅとくんが来て
「さっきも言いましたが、綺麗ですよ、A先輩」
と、めっちゃニコニコと笑うから
『あ、ありがと…』
としか言えなくて、てか、お願いだから、これ以上褒めないで、お願い死んじゃう…
3人の目線に耐えられなくて、ぷいっとそっぽを向くと、こっちを照れながら見てる、ころんと目が合った
「べ、別に見てないから!似合ってるとか思ってないし!」
分かりやすいな、あいつ
「Aちゃん、明日これでさとみくんの結婚式に乱入してもらうの」
『え、乱入?』
「そう!ジェルくんと一緒に、誓いの前に入ってもらって、それでさとみくんをどうにかして連れ出して貰って、俺が直談判」
『作戦の成功率が目に見えるんですけど、私、どうすればいいんですか?』
「どうにかして乱入、そして、こっちからは触れないから、どうにかしてさとみくんを誘導して、手を取った瞬間に、ジェルくんが2人を引っ張って退場、俺が出てきて、さとみくんの親と直談判」
『…』
「まぁ、頑張ろうよ」
『これ絶対ジェル先輩の案ですよね』
「よく分かったね」
『はぁ…』
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あんな/ヨゾラ。(プロフ) - ベジタリアンマジ草。初めて見たとき吹きましたw センスの塊w (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0fbbe5f873 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 音兎さん» コメントありがとうございます!続編、祝って頂きありがとうございます!そうですね(暗黒微笑) (2019年12月27日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
音兎 - 続編おめえぇぇぇ((殴 三葉マジでしばき倒したいわぁ(黒笑) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 7e3a6520ef (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!全然、大歓迎です!とっても嬉しいです!今頃、どうしてますかねぇ( ¯▽¯ ) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - りぃ@天使様さん» コメントありがとうございます!ぜんぜんいいですよ!捌いちゃってください! (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年8月22日 2時