構ってちゃん ページ9
莉犬くんと別れた後、私は上履きに履き替え、学校を出た
すると
「あ、Aちゃん!待っとったで!」
なぜあなたがここにいるぅ!私は早く帰ってお布団にダイブしたいの!今日はそう言う気分じゃないから!ていうか、お前朝くっそ空気悪かったやん!よく切り替えられたな!
という意味を込めて、一瞬ジェル先輩を見て、すぐ視線を戻し、家へと歩き出した
「あれ、Aちゃん?」
そのまま、スタスタと歩いていると、ジェル先輩が着いてきた
「なになに?放置プレイ?」
なんの想像してんの?気色わるっ!と思いながらも、布団が私を呼んでいるので、スタスタと歩く、と言っても、これでも一応怪我してるので、いつも本人は普通に歩いてるつもりなのに、周りから見て歩くのが早い人みたいな感じで歩いてる
「ねぇ、Aちゃん、構ってー」
うぜぇぇぇぇ!くっそうぜぇぇぇぇぇ
これだから構ってちゃんは!いや、そこら辺の構ってちゃんは、ほんと人をムカつかせる才能があるんじゃないか並にうざいからね
あ、またいらない才能発見
紙飛行機よりは使えるよ、多分
そのまま、歩いていると、声が聞こえなくなったので、やっと諦めたか…と思っていると
「おお…Aちゃん…わしの願いを聞いておくれ…」
何故か先回りしている上に、おじいちゃんの格好に扮装したジェル先輩がいた。
こんな人知らないのでいいです
「Yo!嬢ちゃん乗っていくかい?」
と、自転車で現れたジェル先輩
移動は楽になりそうだけど、そういう性格無理なんで
ドンッ
「おい、もぐもぐ、おみゃえ、何ぶつかっ、もぐもぐ、てんだよもぐもぐ」
急にぶつかってきたと思ったら、不良の格好をしているジェル先輩
ただ、パンを食べているようで何言ってるのか聞こえない
怖さなんて1ミリもないわ
「きゃああああああああああああぁぁぁ」
後ろから、急に女の子の悲鳴が聞こえた、後ろを振り向くと
ウィッグをツインテールにしていて、女子物の制服を着ていたジェル先輩がいた
ま た お 前 か
「転んじゃったニャン!」
元気そうだな、助ける必要ないわ
と、そのまま前を向いて歩き出した
後ろから、酷い!私を置いていくのね!とか言ってる声がした途端、超スピードで後ろから、走ってきた
後ろを振り向いた瞬間
どてっすっごろん
なんの効果音かわかんないと思うけど、ジェル先輩が転んだおとです
『何してんすか…』
「シャァベッタァァァァァァァ!!!」
『このまま車道に行こうか?』
425人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
若草。(プロフ) - 夢主が点数つけてるの吹いたw (2021年3月2日 7時) (レス) id: 0df262be83 (このIDを非表示/違反報告)
視界に入れたくないデブス - 暇だから見返してたけど桜ちゃんこの時嫉妬してたって考えると可愛いな (2020年8月30日 0時) (レス) id: cf4c489396 (このIDを非表示/違反報告)
リト - 僕夢主ちゃんの親好き (2020年6月4日 14時) (レス) id: 4f04e6fdf8 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - ひなさん» コメントありがとうございます!何でしょうかね、私もそこ好きですw (2019年8月22日 2時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - (※検査、足の検査、とっても重要)のリズム感(???)がとっても好きw (2019年8月18日 8時) (レス) id: d3c7fcbda1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なつっと | 作成日時:2019年7月14日 1時