孤城の悪魔達［U S S S］

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「「ｶﾞﾁｬｯ」」



？「お前、だれ？」


扉を開いて出てきたのは身長が低めな茶髪の男性。


　「ｯカイルさんの、代理で、」


？「へぇ、ここに一人で来るなんてなァ…」


怖い、怖い、、


品定めするような冷たい目つきに、
恐ろしく整った顔に恐怖感が増した。



来なければよかった、

と自責の念を感じずにはいられなかった。

？「なぁ、お前…」

？「っえ、A？」



　「っ？」


振り返るとそこに見知った顔が。


　「ぁ、センラさ、」

？「...センラ、こいつと知り合いなの」


セ「うん、前に話してた女の子。

　 A、なんでこんなとこ来たん？」


　「ぁの、これ、」


セ「あぁ、運んでくれたん？
　 ありがとう。」


センラさんの温かい笑顔で和らぐ。

でも少し冷たい声、


？「で、こいつどうすんの」

ギラリと彼の目がこちらに向く、

笑顔で蘇った温かい温度が一気に凍りついた。


セ「どうするも何もこのまま返すよ」

？「…あっそ」


セ「なぁ、A。

　 お父さんとお母さんも言ってたやんな？
　 ここに一人で来たらあかんって。


　 もう二度と来たらあかんよ」


　「なんで…」


セ「なんでも。」


強く私にそう言い放ったセンラさん、

あまりの迫力にそれ以上何も言えなかった。



？「センラ、もういいか」


セ「あー、もう夜やん、

　 送ってあげたいけど俺無理やねん、
　 気ぃつけて帰るんやで？」


　「うん、」


センラさん何度か念を押すと受け取った荷物とともに城の中に入っていった…



結局なんでセンラさんがここに居るのか

なんで出てきた男性と親しげに話していたのか
わからなかった、



帰り道は悶々としながら帰った為か
早くついたように思えた。

お風呂に入ってベッドに入っても上手く寝つけず
無理やり目を閉じた。

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