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ある日のこと ページ8

一松side

今日も僕が猫と遊んでいたら、Aが来た。

『おはよう』

一「おはよう」
君が来てくれているだけで僕は嬉しいんだ。

僕、こんなにチョロかったかな?

Aは隣に座って

長い黒髪を耳にかけて

絵を描きだした。









あれ


いま


首元に




赤黒い




ものが





見え…







僕は思わず



制服の襟を下げた

Aは驚いたように


怯えるように


『なっなに!?』

と、目を見開いた



…やっぱり怪我してる

一「ここ、怪我してるよ。手当しよ。保健室行こ。」


Aの顔が曇った。

『うん、そうだね。』

僕はAのても握って、持ち上げた

すると

Aは険しい、痛みに耐えるような顔をして


でも笑顔で

『ありがとうと言った』








…他にも怪我してるのかな









あれ?



こんな首元


どうやって怪我するんだ?



僕の胸がざわついた



…やっぱりAはなにかあるんだ



保健室に向かう途中、考えていた

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作者名:ぴよこ | 作成日時:2018年1月26日 2時

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