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総悟side
巡察をサボっていつもの甘味処に向かっていたら
「いやぁぁ、離しなさい!」
聞き慣れた声が耳を過った
Aの声?
俺は声がした方に向かった。
3人の男に今日入ってきた女中が、
絡まれていた。
仕方ねぇ
総悟「何してやさァ?」
男1「お前は真選組の沖田総悟!」
総悟「俺の事知ってるんですかィ?俺はとんだ有名人でさァ。痛い目に合いたくなかったらとっとと失せろ!」
そう言うと男達は去っていった。
「そそそそ総悟殿、」
女中はいやAが涙目で震えながら俺の名を呼んだ
ヤベぇ、スゲェ可愛い///
総悟「話はあとだ。帰るぞ。」
俺はAの手を引き、屯所まで帰り、
俺の部屋へ連れた。
総悟「どうして嘘をついていたんだ!」
「それは…私は川越藩藩主の娘にございました。」
藩主の娘?どういうことでェ?
「私と総悟殿が初めて会った日、私は城を飛び出し家出をしていたのです。総悟殿に連れられた試衛館ここで刀を学びたい、そう心に思い近藤さんにお頼み申しました。その時は身分を隠しました。それから何度も打ち明けようと思いましたが勇気がなかったのです。申し訳ございません、こんな言い訳をして…」
じゃああの時、行列は本当にAだったのか、
「あの?総悟殿?聞いておられますか?」
総悟「Aッ!」
俺はAの事を強く抱き締めた。
「/////////そそそそそううご殿」
コイツは慌てて俺の名を呼んだ。
でも、離してやらねぇ。
総悟「Aもう俺の傍を離れんな!ずっと一緒にいてくれねぇか?」
「はい、私でよろしければ傍におりますよ、、」
総悟「A、俺はお前の事がずっと好きだったんでさァ」
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作成日時:2019年8月2日 0時