52 ページ5
松平「取り敢えず、姫様はここで女中として働く事になったからヨロシクねぇ」
近藤「えっとっつぁん何言ってんの?!そんの聞いてないよっ!」
松平「近藤、姫様になんかあったらお前を殺すからな。」
…松平殿、事前に説明していなかったんだ、、
松平「姫様、おじさんは忙しいからこれで失礼しまぁす。」
と言い松平殿は去っていった。
残された私と近藤さん、無言の圧が続いていた。
近藤「えっと、君は今日から真選組の女中になることになってるの?」
「はい、松平殿に紹介して頂いて…あの、迷惑でしたよね……」
近藤「いやいや、そんな事ないよ。うちは当番制で隊士達が家事をやってたからちょうど助かるよ!俺は近藤勲、真選組の局長やってます。椿ちゃんだったよね?よろしくね!」
「はい、よろしくお願い致します。」
全然バレてない。
一応、山代から無駄に習った京言葉風に話すか、、
まぁあの様な別れをして名乗り出るのも
気まづいし、ちょうど良かったかもしれない…
__________________________________________
総悟side
姉上が亡くなって45日が過ぎ、
今や3ヶ月も経とうとしている。
時が経つのはとても早い。
また、大切な人を無くしてしまった。
Aが死んで幾度か死のうと思った事があった
でも、まだ姉上がいた。
姉上はもう居ない。
俺には大切な場所がある
”真選組“
この場所が無くならない限り
俺は生きる。
近藤さんと共に…
A、お前空から俺の事を見ててくれているのか?
なんて聞いても帰ってこない。
なんせ、Aはもう居ないからなぁ
35人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2019年8月2日 0時