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文が届き1日、私は江戸につき、



会津藩江戸屋敷に向かい、



「元津藩藩主の妻であったAにございます。藩主様に取り次いで下され。」



そう門番に言った。



門番「A様にございますか。藩主様からお話は伺っております。どうぞご案内致します。」



「ありがとうございまする。」



そう言って門番に着いて行った…



門番「藩主様、A様がお越しにございます。」



松平「通してくれ。」



「失礼致します」



私はゆっくり襖を開け、下座に座った。



松平「姫様、良くぞ決心してくれましたね。」



「いえ、松平殿お仕事を紹介して下さり誠に感謝致します。」



松平「礼には及びませんよ、姫様。」



「フフッ松平殿ったらまた姫様と癖は相変わらず治りませんね。もう、お戯れが過ぎますよぉ〜」



松平「姫様はお変わりなくて私は安心です。」



「松平殿、、」



松平殿は情に厚く本当に良くしてくださる。



感謝してもしきれない程に、、



松平「輿を用意してくれ」



部下「承知致しました。」



私は松平殿と真選組の屯所へ向かった。



屋敷から少しの距離で屯所に着いた。

__________________________________________

山崎side



ミントンの素振りをしていると



とっつぁんがやって来た。



山崎「とっつぁん、じゃないですか!局長に何か用ですか?局長は今留守にしていますよ。」



松平「そうか、なら部屋で待つとしよう。」



松平さんは綺麗な女性を連れてきていた、



なんでこんな所に女性を連れてきているんだろ?



山崎「なら、お茶でも用意します!先に上がっていてください。」



そう言ったら女性はペコリとお辞儀をした。



僕もつられてお辞儀をしお茶の用意をしに行った。



お茶を用意し松平さんがいる部屋へと向かった



山崎「失礼致します。」



そう言いゆっくり襖を開けた。



山崎「局長は後、少しで戻られると思うのでお茶でも飲んでお待ち下さい。」



「御心遣い痛み入りまする。えっと……」



山崎「僕、山崎 退と言います。」



「私、Aと申しまする。どうぞ宜しく御願い致します。」



その人はとても礼儀正しい言葉遣いだった。



美しい人って性格悪いとか聞くけど



性格まで綺麗な人!



山崎「僕はこれで失礼します。」



「ありがとうございました。」



そういい彼女はペコリとお辞儀した。

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作成日時:2019年8月2日 0時

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