プライド ページ12
放課後...
リドルくんにお茶会に誘われ、ハーツラブュル寮に行こうと鏡舎へ向かっていると、おいという呼び止める声と共に五人の男に囲まれた
「君たち、一体何の用だい？」
「てめぇには用はねぇ。用があるのはてめぇだよ」
どうやらこの前僕がこいつらを倒してしまった事に、プライドがズタズタにされたらしい
あぁ、植物園の人が言ってたのはこの事か
そうぼんやりと考えていると、聞いてんのか！と怒られた
『すみません、聞いてませんでした』
「前も今も...俺らを馬鹿にしやがって...！」
正直目の見えない僕に五人がかりで喧嘩を売っている時点でダメだと思うけど...
リドルくんが首を跳ねてしまおうかと呟いているのが聞こえて手で制す
『大丈夫だよ。この人達くらい僕一人で勝てるから』
「てめぇ言わせておけば！！」
ついに怒り狂った男が魔法を飛ばしてくる
僕はそれに杖を振り、防衛魔法を発動させて打ち消した
『そんなに弱い魔法で僕を倒せるなんて...馬鹿にされた気分だよ』
「上等だてめぇ！！」
五人がそれぞれ魔法を打ってくるが、それを全て防衛魔法で防ぐ
この人達の魔力は結構少なめだ。力は強いかもしれないが、それで来るならユニーク魔法で沈めればいいし、魔法でならこいつらには負けない
だけどずっと防戦一方なのは嫌だな...
よし、特攻しよう
だけど今は近くにリドルくんがいるからユニーク魔法を使えない
あれは包囲網内であれば自由に音を操れるけど、逆にいえば包囲網内にいる人には無差別で攻撃してしまう
なるべくあの五人だけを入れようと前へ出る
杖をつきながらゆっくりと向かっていくと、なぜかは分からないが、五人が後ろに下がる
それは困ると足元に風魔法を飛ばして転ばせる
その間に近づき、足元に転がっている五人にニッコリと笑って、ユニーク魔法を使ってから杖を一つついた
『よし、終わり』
バタバタと倒れる音でそう判断する
リドルくん、お茶会に向かおう！
そう言おうと振り返った時、何をやってるんだ！と怒鳴られた
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カイルマ(プロフ) - ゆきなさん» 分かります！！盲目キャラの魅力の一つだと思うんですよそこ！！レイナーくん、自分が書いてるのに「この子...かっこよ」と思わず思ってしまいますw (2020年7月10日 14時) (
レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 音で世界をみるってなんかカッコいいですね (2020年7月10日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
カイルマ(プロフ) - ゆきるさん» ありがとうございます！！！これからもそう言ってもらえるように頑張らなければｯ！！これからもよろしくお願いします！！ (2020年7月9日 7時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきる - 面白いです！続き楽しみにしてます(*´艸`) (2020年7月9日 3時) (レス) id: e9be53e65b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カイルマ | 作成日時：2020年6月22日 0時
