＊ツンデレ彼女と魔法使い櫻井くんのお話。＊ ページ42
必死に追いかけたけど、やっぱり頭の中にはさっき翔くんが言った「俺の女なんで」って言葉。
翔くん、かっこよすぎて、ずるいよ…。
はぁはぁ、と息が途切れてる翔くんは体育館裏まで走って
私を見て申し訳なさそうな顔をした。
ふふ、眉毛が八の字になってる。
翔「愛ちゃん……ごめんね」
そんな可愛い顔させられたら、いじめたくなっちゃう。
愛「…やだ」
そう言えば案の定「え」と驚いた。
翔「ほんとにごめん。
一緒に回ろうって約束したのに……」
愛「そうだよ…」
翔「ごめん、」
愛「…翔くんモテすぎて嫌」
「うん、ごめん」ってシュンとする。
そっか、モテることは認めるのね。
可愛いなぁ、もう。
翔「でも俺が好きなのは愛ちゃんだけだよ」
なんて爆発落としてくるから、今度は胸がキュンと音を立てる。
忙しいなぁ、私の感情。
必死な翔くんに我慢できなくてプッ、と笑ったら「何笑ってんだよ」とほっぺたを膨らませた。
愛「そんな姿でそんなこと言わないでよ、笑」
「あ。」という翔くんは、自分がメイド姿だって忘れてたみたい。
もう一度「ごめんね」と私に言う翔くんに「助けてくれたからいいよ」って私からギュッとした。
翔「はぁ…可愛すぎんだろ」
「急にやめて心臓に悪い」って私の肩に真っ赤な顔を押し付ける翔くんが愛おしくて。
もう一度ギュッとしたら、翔くんが突然私に「はい」ってわたがしを渡す。
愛「なにこれ」
翔「ん？わたがしだけど」
愛「ふふ、どっから出てきたの」
ふわふわした雲みたいなわたがし。
どうして私がわたがし大好きなのしってるの。
そう言えば、
翔「秘密」
とまたギュッと私を抱きしめる。
愛「ふふ、なんか翔くんって、
魔法使いみたいだね。」
翔「愛ちゃん専属の魔法使いですよ」
なんてね、と笑う翔くんにまた好きが溢れて。
私に幸せをたくさんくれる
魔法使い翔くんが、
きっとずっと、私の一番大切なひとだなぁなんて。
翔くんがくれたわたがしは、今まで食べてきたわたがしの中で
とびきり甘くて優しくて
ーーーーー………ほんのり恋の味がしました。
✩*.ﾟツンデレ彼女と魔法使い櫻井くんのお話✩*.ﾟ
おわり。
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さら☆(プロフ) - お久しぶりです！こちらは、これでお話完結でしたでしょうか？また相葉先輩に会えたら嬉しいです！（泣） (2019年9月5日 2時) (
レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
さら☆(プロフ) - 番外編もニヤニヤして読んでしまいました★続きを楽しみにしていますね(*^^*)こんな素敵な先輩とお兄さんが居たら、どんなに幸せな青春だったのだろう…☆主人公ちゃんが羨ましいです！ (2019年2月19日 1時) (レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - わーー(＞＜)すごいところで(＞＜)もう続きが気になってソワソワしてます(＞＜) (2018年12月29日 20時) (レス) id: faf246fb32 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - コメさん» コメさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)相葉ちゃんかわいいですよね(;_;)。これからも頑張ります、ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - さら☆さん» さらさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)二人揃って鈍感で大変ですね、笑。大好きなお話のひとつなんて、、嬉しい限りです(;_;)ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ruru | 作成日時：2018年8月7日 22時
