◆ side雅紀 ページ38
ーーーーー……わたし、先輩に彼女がいてもずっと好きですから！諦めませんから！
そう真っ直ぐ俺の目を見て言ったAちゃんの言葉が、さっきから俺の頭をぐるぐるさまよってる。
まさか、ね。
これは夢……？
Aちゃんの好きな人って……。
ニノじゃなくて、俺……
って自分で何言っちゃってんの？！オレ。
キモすぎ！！！
翔「…大丈夫？」
ご飯をもぐもぐ食べながら、翔ちゃんが心配そうに俺を見る。
雅紀「翔ちゃんーー……」
翔「何かあったの？」
雅紀「おれ勘違いしてたよ…ずっと」
何が？って今度はいちご牛乳をストローでチューって吸ってる。
雅紀「Aちゃんのすきなひと。」
そう言えば、すごい勢いで俺を見る翔ちゃん
翔「まさか、告白された？」
雅紀「う、ん…？」
翔「うん？って何だよそれ」
雅紀「だって、夢みたいなんだもん。
昨日ってエイプリルフールだったっけ？って何回も確認したし！ 」
はぁ、って今度はため息をつく。
翔「Aちゃんは勇気出して好きって伝えたんだよ。それを信じないでどーすんの？」
雅紀「……分かってるよ…。」
翔「なら言いなさい！相葉くんの気持ち！
真っ直ぐAちゃんに言いなさい！」
ぷくぅ、ってほっぺたを膨らませてリスみたい。
やっぱり翔ちゃんは言うことがカッコイイ。
男の俺でも惚れそうになっちゃいそう。
それに対してオレは…。
…情けねぇなぁ。
ちゃんと、気持ち伝えなきゃ。
.
.
文化祭当日。
翔「おい！こんなん聞いてねぇぞ！！
誰だ俺にこれ着させようとしたやつ！」
プリプリ怒りながら出てきたのは女装姿の翔ちゃん。
それを見て女子達は「やだ櫻井くん…やっぱり似合ってる……///」ってざわめいてる。
うん、確かに…
翔ちゃん女装似合いすぎ……ぷっ。
翔「何笑ってんだよ！！！！」
雅紀「だって……(笑)」
やべ、笑いすぎてしゃべれねぇ、(笑)
翔「なにタキシードなんか着ちゃって」
唇を尖らしながら俺を上から下までジロジロ見てる。
雅紀「だってホストだもん俺！」
翔「…俺だって普通ホストだろ！
なんだよコレ！」
雅紀「アハ、ホストよりもメイドちゃんの方が翔ちゃんに似合ってるよ♡」
ふりっふりのスカートから大胆に出てる生足をちょん、って触ったら「おまっ…やめろ！」って思いっきりお尻を蹴られました。
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さら☆(プロフ) - お久しぶりです！こちらは、これでお話完結でしたでしょうか？また相葉先輩に会えたら嬉しいです！（泣） (2019年9月5日 2時) (
レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
さら☆(プロフ) - 番外編もニヤニヤして読んでしまいました★続きを楽しみにしていますね(*^^*)こんな素敵な先輩とお兄さんが居たら、どんなに幸せな青春だったのだろう…☆主人公ちゃんが羨ましいです！ (2019年2月19日 1時) (レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - わーー(＞＜)すごいところで(＞＜)もう続きが気になってソワソワしてます(＞＜) (2018年12月29日 20時) (レス) id: faf246fb32 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - コメさん» コメさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)相葉ちゃんかわいいですよね(;_;)。これからも頑張ります、ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - さら☆さん» さらさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)二人揃って鈍感で大変ですね、笑。大好きなお話のひとつなんて、、嬉しい限りです(;_;)ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ruru | 作成日時：2018年8月7日 22時
