◆ ページ2
一応買ってきた飲み物と、ウイダーinゼリーを持って二宮先輩の部屋に向かった。
『失礼しまーす…』
開けたらこっちに背を向けて眠る二宮先輩がいた
『ほんとに風邪ひいてる……』
和也「ほんとだわ。」
『わっ！』
近寄ったらいきなり体制をこっちに向けるからびっくりする
『あの…大丈夫ですか？？』
和也「無理。あの日お酒飲んだせいだわ
完全に吐き気取れない」
『もー何缶飲んだんですか…？』
和也「わかんない」
『覚えてない？』
和也「んー、たぶん」
はぁ、ダル。って手の甲をおでこにぴとっと乗せる二宮先輩に、あの日のように冷えピタを貼って。
タオルで汗をふき、うっすら窓を開けた
『私お粥作ってきますね』
二宮先輩に布団をかけ直しながら言ったらボーっと私を見る先輩
『…二宮先輩？』
和也「…ん？」
『どうかしました？』
和也「いや、慣れてるなって思って」
『慣れてる…？』
和也「なんか奥さんみたい笑」
『奥さん？！やめてくださいよもぅ…』
和也「まーまー照れないの」
『照れてませんから！』
ニヤニヤ笑ってる二宮先輩を置いて部屋を無理やり出た
二宮先輩の奥さんなんて別になりたくないし！、
リビングに行って、勝手にキッチンを借りてお粥を作り始めた
すごく広い家だなぁ
こんな所に1人で住んでるんだ、二宮先輩。
家具が置いてあるだけで余計なものは一切ない
ただ、写真立てが飾ってあるだけ。
近寄って見てみたら制服を着た中学生くらいの時かな？二宮先輩と、その隣でピースをしてるお兄さんらしき人。
と、二宮先輩とお兄さんの肩に手を回して笑ってるいかにも社長！って感じの男の人。
二宮先輩は楽しそうに笑ってる
こーやって写真を飾ってあるってことは
…ほんとは、お父さんもお兄さんのこともきっと大好きなんだろうな
寂しいだけで
『二宮先輩、お粥できましたよー！』
和也「…ん、さんきゅ」
弱ってるのかいつもみたいに元気がない
耳がたれてる柴犬みたい…。笑
クスって笑ったら「なに笑ってんの、怖」って怯えられた。
…やっぱりいつもの先輩だ
どーぞ、ってお皿を渡すと大きく口を開ける二宮先輩
和也「食べさせて」
『はい？！』
和也「…あーーーん」
仕方なくスプーンを口に入れたらもぐもぐ幸せそうに食べる柴犬。
ほんとに柴犬そっくり
これから二宮先輩のこと柴犬って呼ぼうかな…？笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 265人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さら☆(プロフ) - お久しぶりです！こちらは、これでお話完結でしたでしょうか？また相葉先輩に会えたら嬉しいです！（泣） (2019年9月5日 2時) (
レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
さら☆(プロフ) - 番外編もニヤニヤして読んでしまいました★続きを楽しみにしていますね(*^^*)こんな素敵な先輩とお兄さんが居たら、どんなに幸せな青春だったのだろう…☆主人公ちゃんが羨ましいです！ (2019年2月19日 1時) (レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - わーー(＞＜)すごいところで(＞＜)もう続きが気になってソワソワしてます(＞＜) (2018年12月29日 20時) (レス) id: faf246fb32 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - コメさん» コメさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)相葉ちゃんかわいいですよね(;_;)。これからも頑張ります、ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - さら☆さん» さらさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)二人揃って鈍感で大変ですね、笑。大好きなお話のひとつなんて、、嬉しい限りです(;_;)ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ruru | 作成日時：2018年8月7日 22時
