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四話 ページ6

(一人)side


今は夕方……あの後リクオを送り出した私達は掃除やらなんやらで、少し一休みをしたりで
一日を贈っていた……誰かさんはリクオにイタズラをしようとしてずっと計画を練ってサボってたけど……


リクオ………帰ってきてからずっと元気がないわ


それなのに誰かさんにイタズラをされもっと落ち込んだ…



『リクオ…元気がないよ?』


リ「うん……ちょっとね………」


『リクオ……今日は親分衆の寄合があるわ…元気を出しなさいな……ほら、おじいちゃんの所に行こう』

リ「おじいちゃんの所に?」



そして、リクオをなんとか元気付けておじいちゃんのいる部屋に二人で行った



ぬら「おぉ、来たか二人共……そんじゃあついてきなさい…」





 



〜総会室〜



結構、大物がいるわね………
流石全国の妖怪達が集まっているだけあるわね

そんなことを考えていると……


妖「おぉ、総大将じゃ!」


妖「鳳姫様とリクオ様もおるではないか!」


リ「(一人)………」


するとリクオが妖怪達にビックリしたのか………弱々しい声と共に私の着物の裾を強く握ってきた……

困ったなぁ〜未来の三代目がこんなんじゃねぇ
先が思いやられるわよ…でも、私がついてやらないとな


『大丈夫よ……私が付いてる』

そう言って私がおじいちゃんの右側、リクオが左側に座った



ぬら「やぁやぁご苦労様………どうじゃい?みんな最近…妖怪を楽しんどるかい?」



妖「へへへ……『シノギ』は全然ですな」


妖「ところで総大将…今回はどういった?」


決まってるじゃない……絶対リクオの事よ
それしかないわ




ぬら「うむ…そろそろ…三代目を決めねばなと思ってなぁ…」



ほら、当たった白もその事しかないって言ってたしね



「おお…それは良いですなぁ……二代目が死んでもう数年…いつまでも隠居された初代が代理では…おつらいでしょう…」


と、まるで自分が継ぐと言いたいようにそう言ってきた妖怪……


奴良組系ガゴゼ会頭領………
子を拐い喰らう妖怪……『ガゴゼ』



妖「総大将!悪事ではガゴゼ殿の右に出るものはおりますまい!」


妖「なんせ、今年におこった子供の神隠しは全てガゴゼ会の所業ですからな!」


ガ「いやいや…大量に子を地獄に送ってやるのがワシの業ですから」

妖「いや〜流石妖怪の鏡ですなー!!」


へぇ、そうだったんだ…今年やけに神隠しが多いって訳だ………


すると、リクオが

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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月7日 13時) (レス) @page1 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです。更新頑張って下さい。 (2018年7月17日 23時) (レス) id: 9e9d05f51c (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2018年3月29日 17時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世羅 | 作成日時:2018年3月15日 23時

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