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第一幕  四話 ページ7

はぁ〜〜暇〜


もう、夜とはいえ…昼からずっと隠れてて暇〜




其に




『眠くなってきた…』





はぁ…こんなとき、彼奴の膝枕が有れば良いのにな。








__血が煮えたぎるほど熱く

何度も力を解放し暴走させていた頃。





__何百万匹…何千万匹と世の妖を痛ぶり、殺めてきたこの俺が




一人の女をーーー…







「こ、……こ、…れ



これ、師匠。

こんなところで…風邪引くぞい?」






『んん……ん…


お前は__


ぬ、ら…か??』




「おぉ〜、そーじゃそーじゃ!!


其にしても…元気そうじゃのぉ〜」







『ふっ…



俺はまだまだ、若いんでねぇ〜。


まぁお前は…

結構老けたとお見受けするけどな((笑』





「そうじゃのぉ。

あの狐に肝を取られて、寿命が縮んだからのぉ。」




『"羽衣狐"…か

彼奴もなかなか、可愛かったんだかな〜



でも、"前の身体"は俺は好きじゃなかったなぁ。』




「何を言うか!!

あんなヤツより珱姫の方が可愛ぇぇぞ!!」



『だなぁ。

引っ込み思案の彼奴が自ら



《貴方様と夫婦になりたいです!!》


なんて言ってきたんだからな〜』






「そ、そうじゃったのぉ。」



『あん時のお前さんの顔ったら…ふふっ

傑作…ふふっ、だったぜ!!((大笑』



「っ〜!!

思い出しても、腹が立つわい!!!」




『まぁまぁ((笑

あぁ、それと…お前の孫、リクオーーー…ダッケ??

牛鬼を破ったらしいな。』






「ん、あぁ…そうなんじゃよ〜。

いっちょまえに"俺が三代目を継ぐ"!!なんぞ抜かしおったんじゃい!!」





『ふぅ〜ん、

其で奴良組は安泰…なのか??


道のりは…厳しいぞ。』



「あぁ…況してや、まだ子供じゃ。


今のままじゃと…魑魅魍魎の主も夢じゃわい。」




『まぁ、ゆっくりとそいつの成長を見ていけば良いさ。』




「其も、そうじゃのぉ〜。

さぁて、久しぶりに手合わせでもするか??」



『ふっ…やめとけ。

ジジィは大人しくしとけっての。((笑』




「まだまだ若いわーーーー!!!!」

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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2019年7月11日 14時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
Guren(プロフ) - それもありですよねぇ〜リクオが小さい頃編もありますし… (2018年6月3日 15時) (レス) id: 35b0ac4495 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん(プロフ) - 四国編から羽衣狐じゃだめですか? (2018年6月3日 15時) (レス) id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
Guren(プロフ) - 意見を送ってほしいです!!よろしくお願いいたします!! (2018年6月3日 13時) (レス) id: 35b0ac4495 (このIDを非表示/違反報告)
極月 - なるほど! ! ! 確かにそうなりますね、、、えっとつまり夢主の畏は相手を魅了する。ですかね? あと教えてくれてありがとうございました! ! ! (2018年5月10日 14時) (レス) id: 43b0ecb60a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世羅 | 作成日時:2018年4月11日 20時

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