気分転換と制裁 ページ38
フウガside
フウガ「…お姉ちゃんが死ぬ夢?」
鬼灯「はい。…最近寝ればその夢ばかりで、夜中何度も起きてしまって…その夢を見るのが怖くて、眠る事が出来ないんです。」
もし、お姉ちゃんが死んだら…亡者として黄泉に来るだろうけど、会えるとは限らないよね。亡者は数え切れないほどいるから。
お姉ちゃんが生きていても、死んでいても、会うことは難しい。
フウガ「…大丈夫。鬼灯くんちょっと疲れてるだけだよ!さ、先生の家行こっ!」
鬼灯「そうですね。変な事言ってすみません。」
先生の家に着き、先生、鬼灯くん、僕の3人で夕餉を作った。
先生「鬼灯、お前片手で卵割れるんだな!感心だぞ」
鬼灯「いえ、凝り性なもので。」
先生「フウガはどうしたあ?それ塩じゃなくて砂糖だぞ!」
フウガ「うわあー!」
なんだかんだあったけど、無事、夕食完成。
3人でいただきますをして、夕食を頬張る。
鬼灯「…美味しい。」
先生「こりゃ上出来だな!」
フウガ「あったかくて美味しい…!」
僕が間違えて振りかけてしまった砂糖が案外良かった←
夕食を終え、雑談。
鬼灯「先生、彼女は出来ましたか?」
フウガ「ねえねえどうなの先生!」
先生「やかましい!」←お察しを
フウガ「ねえ、カラオケ大会しようよ!」
先生「てんてこ舞いな小説だな。」
鬼灯「残りの話数少ないってのに、作者はふざけてるんですかねぇ。」
フウガ「じゃあ僕から歌うね!〜♪」
先生・鬼灯(音痴…)
フウガ「はい!次鬼灯くん!」
鬼灯「では…」
そうして鬼灯くんは…
ゆりゆ〇〇〇〇ゆる〇り大〇件を歌い出した。←
先生(こいつら大丈夫か…?)←
*
鬼灯side
先生にお礼を言って、解散。
フウガ「あー楽しかった!」
鬼灯「そうですね。気分転換になりました」
フウガ「あ、それなら良かった!」
フウガさんは嬉しそうに笑う。
その理由が私にはわからなかった。
フウガ「僕ちょっと市場寄って帰るから!じゃあね」
鬼灯「はい、また明日。」
フウガさんと別れ家に向かって歩く。
…やっぱりあの夢が胸に引っかかる。何かの予言なのだろうか。
モヤモヤしながら歩いていると、一人の亡者に目が止まった。好き放題やって、酒を飲んでいる。
その亡者は…
私が“丁”として働いていた頃の村長だった。
あいつ、亡くなったのか。私を生贄にした糞野郎。
…私は意味もなく
…私が大人になったら、本当の制裁を加えてやろう。
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茅 - 絵上手いですね! 書き方教えてほしいです、、、、。私、好きな人がいます。告るか悩んでて、、、。どうしたらいいですか? (2020年10月20日 11時) (レス) id: bcdcf4ec06 (このIDを非表示/違反報告)
茅 - 謎の沈黙ターイム(バリトン)wwこれ、気に入りましたww (2020年10月20日 11時) (レス) id: bcdcf4ec06 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - もんじゃさん» コメントありがとうございます!え!本当ですか!?嬉しいです^^ありがとうございます! (2018年6月15日 19時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
もんじゃ(プロフ) - 絵めっちゃ上手ですね!! (2018年6月15日 17時) (レス) id: 84ebad2ff3 (このIDを非表示/違反報告)
メグル - 雛紗さん» 承知っすw (2018年6月13日 22時) (レス) id: 5915396e2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛紗 | 作成日時:2018年4月9日 17時