夢の世界へ誘われ【文豪ストレイドッグス】

夢31 ページ32

「……………ぅ、………ぅん？」


目を開けるとそこは、ベッドの上で。


…………横には天使の寝顔の久作くん。

………………まさかの夢オチですか！？



立とうと思いガバッと起き上がったとき、久作くんが起きた。


「………ぁ、あれ…？おねーさん…？！
……も、戻ってる…？」


やったーっ！！と云って抱きつく久作くん。迚可愛い。
抱き返せば、幸せそうに笑う。


可愛すぎか。


「………ね、おねえさん。
エリス嬢とおねえさんが一緒にいたとき、少し嫌だったんだけど…！！」


ぷくぅっと頬を膨らませて、じとっと此方をみる。
…あれ？待って。それって嫉妬だよね……？


「っ！？！？？え、久作くんが！？
えっ、嘘…！？全然気付かなかったよ……！！！









エリスちゃんのことが好きだったなんてっ！！！！！」

「っちがぁぁぁぁぁぁあああああああああぁぁぁうっ！！！！！！！！！！！」


久作くんの絶叫に近い声が響き渡った。

-＿＿＿-＿＿＿-＿＿＿-＿＿＿-＿＿＿-

(…もうっ！なんで僕の言ってることがわかんないのっ！？
…おねえさんのばかっ！！！)
(……ぅ、反抗期…だと…！？)
(反抗期じゃないもん！！！)

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