今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:24,252 hit
小｜中｜大
2.カミングアウト ページ1
A「ねぇ。」
日曜日の昼、お兄ちゃんは珍しく休みで二郎も三郎も家に居るから4人でゲームをしている。
これって家族に言うべきなのかな？でもお兄ちゃんからは絶対に言えって言ってたしなぁ…
一郎「ん？どうした？」
二郎「どうしたんだよ。」
三郎「何かあったんですか？」
A「私好きな人出来たかも。」
深呼吸をしてそう言うとお兄ちゃんはお茶が入ったコップ、二郎と三郎はゲーム機を落とした。
「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ！？」」」
A「声煩い、近所迷惑。」
一郎「何処の誰を好きになったんだよ！！」
三郎「誰ですか！其奴が姉さんに相応しいか確かめます！！」
二郎「お前の隣の席の新田か！？それとも同じ委員会の村瀬か！？」
A「違う。」
予想はしてたけど言わなかったら良かったって今更後悔しちゃった。
一郎「何処の誰だ？怒らないから言ってみろ。」
A「…言わない。」
ﾊﾞﾀﾝｯ
後でお兄ちゃん達に色々聞かれそうだけど今は面倒臭いから部屋戻ろ…
というかそもそも3人に言える訳が無い。
A「だって好きになったのヨコハマディビジョンの碧棺左馬刻さんだもん…」ﾎﾞｿｯ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サラサ | 作成日時：2019年2月7日 15時
