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翌日
テスト開始前
灰崎は、黒子にメッセージを返していた
そこに
牛久保たちが来た
牛久保「灰崎」
『何?』
牛久保「明智と東条最近なんも話してねーけど、なんあった?」
牛久保に聞かれ、この前の出来事を思い出した
東条『だから!あいつは関係ねぇだろ!!』
明智『もう一度言うぞ、離せ』
『知らねぇ』
牛久保「だよな!じゃ後でな!」
そう言って、牛久保は席へと戻っていた
すると、原田と田中がクラスに入ってきた
原田が「グッモーニン」と言うと生徒もチラホラと返す姿が見受けられる
駒井「しかも最近原田と仲良い奴も増えたしな」
牛久保「いつの間にか名前も呼ぶようになったしな」
灰崎は、挨拶を返すことなく外の景色を眺めていた
すると、世界史教師の里見が、クラスにきた。その後ろには光岡がいる
駒井「光岡だ‥‥!!」
原田「光岡‥‥?」
灰崎は光岡を見ると、軽く手振った。すると相手も軽く振り返す
田中「光岡、席はあそこだぞ」
光岡の席は、灰崎のひとつ前の席。言われた席の方に向かうと、原田が目の前に来た
原田「あんたが光岡?初めましてね。
原田のぶおです。ヨロチクビ!」
『自己紹介の仕方…』
原田「なんであんた学校来なかったの?」
光岡「弟と妹がいて面倒見なくちゃいけなくて」
原田「あら、大変ね。今日は?テストだから?」
光岡「間に合ったんで‥‥」
原田「そ!じゃあもう大丈夫ね」
光岡「‥‥たぶん」
"たぶん"という言葉に、灰崎は違和感を感じていた
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作者名:皿うどん | 作成日時:2022年11月8日 21時