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数日後
灰崎は、しばらくの間学校をサボっていた
そこに1本の電話が
『もしもし』
川崎「灰崎さん。私」
『川崎?、どうしたの』
川崎「病院に来て欲しい」
______
___
__
__病院
『川崎?』
川崎「A…… 脚、痛めちゃったんだ。脚に負担かけてたみたい」
そう笑う彼女はとても痛々しくて
どこか辛そうに見えて
『無理して笑う必要はねぇよ』
川崎「……私、みんなの脚引っ張ってるのかな……」
『……』
川崎「怪我までして、ダサいよね。大会もあるのに……私、今回の大会出れなくなったんだ、運動控えるようにって言われてさ」
灰崎は、目を細め彼女にこう伝えた
『運動はダメでも、周りにできることあんじゃねぇの?
怪我はどうしようもならないけど、お前にできる何かがあるとは思う』
川崎「……え」
『ぶっちゃけた話、部活好きなら
諦めたらダメだよ。』
そう言う灰崎を見た川崎は、不思議と
彼女の言葉の重さを感じた
灰崎は、自分のような後悔の選択をさせたくない
そういう想いから来てるのだろう
『だから、最後まで投げんな』
川崎「うん、ありがとう」
灰崎もつられて笑みを零していた
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作者名:皿うどん | 作成日時:2022年11月8日 21時