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‪☆ ページ25

.


数日後




灰崎は、しばらくの間学校をサボっていた


そこに1本の電話が





『もしもし』


川崎「灰崎さん。私」


『川崎?、どうしたの』


川崎「病院に来て欲しい」



______

___

__







__病院




『川崎?』


川崎「A…… 脚、痛めちゃったんだ。脚に負担かけてたみたい」





そう笑う彼女はとても痛々しくて


どこか辛そうに見えて




『無理して笑う必要はねぇよ』


川崎「……私、みんなの脚引っ張ってるのかな……」


『……』


川崎「怪我までして、ダサいよね。大会もあるのに……私、今回の大会出れなくなったんだ、運動控えるようにって言われてさ」




灰崎は、目を細め彼女にこう伝えた





『運動はダメでも、周りにできることあんじゃねぇの?
怪我はどうしようもならないけど、お前にできる何かがあるとは思う』



川崎「……え」



『ぶっちゃけた話、部活好きなら
諦めたらダメだよ。』




そう言う灰崎を見た川崎は、不思議と


彼女の言葉の重さを感じた





灰崎は、自分のような後悔の選択をさせたくない


そういう想いから来てるのだろう





『だから、最後まで投げんな』


川崎「うん、ありがとう」




灰崎もつられて笑みを零していた

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作者名:皿うどん | 作成日時:2022年11月8日 21時

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