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やっと始まった文化祭。



学校最後の、楽しい文化祭。



藤ヶ谷との、久々の時間。



…だったはずが



玉「ガヤさ〜ん、一緒に回ろ〜」


藤「お、玉!」



玉ちゃんの登場で、少し気分が下がってしまった。


目の前でイチャイチャしてるふたりを、後ろから見守る。


だけど、そんなのもう俺には効かない

藤ヶ谷の言葉を何度も何度もリピートする。

『宏光』

『好き』

『可愛い』

『お前を守りたい』

『愛してる』


その言葉だけで、目の前の光景なんてどうでも良くなった。



玉「…リアクションうっす、」


玉ちゃんの口が、俺の方を向いて一瞬動いた。


藤「ん、玉、どした?」



玉「なんでもなーい♪」


玉ちゃんが前を向いた。


すると藤ヶ谷は立ちどまり、振り返った。


藤「北山、なんでそんな顔してんだよ」



ガヤさんは、そっと肩にあった玉ちゃんの手を降ろして俺の元に来た。



その行動に、少し嬉しくなった。



藤「なんか食いたいものとかある?」


驚く俺は必死に答えを考えた。


北「あっ…、たこ焼き…」



藤「たこ焼きね、玉は?」



藤ヶ谷は振り返って、少し距離の離れた玉ちゃんに聞いた。



玉「俺焼きそばー」



藤「じゃ、どっちも買って3人で囲んで食べようよ」



玉「いいね!よし、行こ」


歩き出す玉ちゃんを追いかける藤ヶ谷。


藤ヶ谷は、俺の手首をそっと掴んだ。


そして、3人で肩を並べて歩き出した。




藤ヶ谷の横顔を見つめながら、これからのことを考えてみた。


藤ヶ谷となら、どんなことでも出来そうな気がした。






でも、この時はわかっていなかった



これから起こる悪夢…いや、夢だったらどれだけ良かったんだろう。





玉ちゃんのいつもとは違う笑顔に、俺は気づいていなかった。

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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2019年1月5日 18時

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