47 ページ47
北山side
北「…」
一瞬だった。
俺の、初めてのキスが奪われたのは。
…
そして、こんな恥ずかしい思いをしたのも。
横「……」
横尾さんに見られたのだから。
『ガラガラガラ…』
扉がゆっくり閉まって、藤ヶ谷はハッとしたように俺の顔から離れた。
藤「ごめんさぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!」
藤「ごめんなさい許してください嫌いにならないでくださいわざとじゃないんです俺を信じてください助けてくださいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ラッパーを超える勢いで、超早口で謝ってる藤ヶ谷。
北「…あ、頭あげて…!ね?…藤ヶ谷?」
藤「出来心でもないんですほんとにたまたまなんです信じてください」
北「分かってるから。(笑)ね?ほら、頭上げて?」
ゆっくり頭をあげた藤ヶ谷の顔は、暗くてよく見えなかったけど青ざめてた。
北「ま、まぁ…仕方、無い…もんね…」
そして、このバクバクする感情はなんなんだろう。
心臓の音がはっきりと聞こえる。
多分、いや、絶対、緊張してるだけだ。
藤「…は、初めて…だった?」
北「……まぁ」
藤「そしたらもっとごめんなさいぃぃ!!!!!!!!!!」
北「まぁ、な、成り行き…だよね?」
『ガラガラガラ…』
横「うちの藤ヶ谷がどうもすみませんでした。」
横尾さんも、何故か土下座をしてる。
北「や、大丈夫…です…から…!」
横「ほんとにすみません。いくら払えば許してくれますかね?100は行きますよね?」
北「い、いや…やめてくださいよ…?」
295人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玉森海叶(プロフ) - お久しぶりです!コメント、ありがとうございます!正反対の2人の恋物語、是非見てってくださいね!(´罒`) (2017年12月25日 15時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつクローバー(プロフ) - お久しぶりです。新しい小説おめでとうございます!正反対の人生を歩んできた2人の恋、楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年12月25日 7時) (レス) id: cbc9382471 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年12月23日 17時