光と闇 Ｆ×Ｋ

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北山side




なんなん、あれ…






色んな人から、冷たい視線を送られているオレ。






佐「ね、北山くん…」





さ、佐藤さん…






佐「あの人、誰？」






いやいやいやいや…






北「僕も全く知らないんです…」







すると、所々から噂声が飛び交っていた。







俺、あんな人初めてなんですけど…








佐「へぇ…ま、北山くんかっこいいからな。」








北「はは、ありがとうございます…」








苦笑いでなんとなく返した。






も、もう頭おかしくなりそ…






考えないで、今日は安静に寝なきゃ。







佐「最近は、変わった若者もいるもんだな！」






周りの人達と仲良く喋ってる佐藤さんとは違い、オレは横になり、ボロボロな布団を覆いかぶせた。






何だったんだろ。あの人…








頭から離れない、優しく微笑むあの人がなんとなく気になっていたり…







って！！







何考えてんだ俺？！





ふるふると首を横に降った。






相手は男…俺は別に、ソッチ系の人間じゃねぇ！





ありえねぇ、ありえねぇ！





北「はぁ……」






もうあの人のせいで、色んなこと考え始めちゃうじゃん…








呆れたように布団を頭まで覆いかぶせると、そのまま意識がだんだんと離れて行った。

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