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よし、いつも程、仕事はしてないけど
帰りますか。
エプロンをカバンに直して
リュックを持って
裏口から出た。
うわぁ〜
真っ暗ね。
早く帰ってお風呂入って
イケメンでも拝みますか。←
私の唯一の趣味
KーPOPのDVDをお酒飲みながら
見る！
たまに甘いものを足したりして。
少し、早足であまり人気のない道を歩く
やっぱり、いつ通っても慣れない。
怖いな〜。
音楽聴いて帰ろ。
リュックを前にからい
リュックの中を探って立ち止まると
私の後ろにある影が止まった。
ん？
人居たんだ。
道を譲るために端でリュックの中を探ってると
その影はなかなか動かない。
？
変なの。
お、あったあった。
リュックを背中でからい
歩くと
ジャリ、ジャリ
と後ろの影も歩き始めた。
たまたま？
少し気になって立ち止まってみると
後ろの影も止まった。
…………え、うそ
まさか、たまたま、…だよね？
また歩き出すと
後ろの影もまた同じように歩き出す。
怖い……。
やだ。
怖い怖い
どうしよう…。
勇気を出して
後ろを見てみよう。
ゆっくり……ゆっくり……
振り向いてみると
暗くて顔は見えないけど
髪の長い、ミニスカの人が立ってる
え
これって見えちゃいけないもの…？
「 あ、……あの… 」
話をしようとした時
ドッドッドッドッドッドッ！！！！
「 あn＿ぃい"や"ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 」
急にこっち向かって全力疾走し始めた
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！
怖い怖い
なになに！？！！！？！
もぉ、私友達あんまりいないし←
恨み買うようなこともしてないのに！！←
無我夢中に
追いかける人をまくために
いろんな細道を通って
土地感がないと全然分からなそうなとこを通って
それでも追いかけてくる。
ここの道に詳しい？
でもここ、あんまり人いないのに
怖すぎるぅ！！！！
もう訳が分からず走りまくってると
無意識に
あの家に戻ってしまった。
うそうそ
ここは誰もいないかもしれないし
やだ、怖い！！！
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作者名：リナ | 作成日時：2017年5月29日 23時
