1 ページ2
さてと、
まずはキッチンにどれだけ皿が溜まってるかな。
はぁ、毎回この皿洗いが恐怖でしかない
たまにすんごい量の皿が溜まってる。
相変わらず、部屋は整理せいとんされてるけど
ゴミは散乱。
「 わぁ、今日も皿すごいな。」
かれこれ
ここの家政婦になって
1年ぐらい？
ここの主人はしらない。
て言うか、知っちゃいけないらしい。
決まりがあって
ここの人の詮索はしない
写真は取らない
部屋はドアが空いてるとこだけ
働く時間は連絡されて
毎日、一緒じゃない
仕事の終わりの時間も連絡が来て
その時間までに絶対に帰らないといけない
めっちゃ厳重……。
だから1回もあったことないし
名前もどんな人かも
まぁ、強いて言うなら
人数が多くて
女性はいないってことぐらい。
女性物を1回も見た事ないし
男性物の下着しか見たことない。
決まり事とかが多い分
給料、いいし
土日休みだし
しかも急遽、休みとか貰えるし
条件は最高。
「 あ、またプリンのカス……ㅋㅋ 」
よくあるプリンのカス
結構、毎日ある。
可愛い…。
顔も知らないここの人の事を可愛いだなんて
やっぱりどんなに詮索するなって言われても
してしまうもの
プリンとか
お菓子カスが多くて
若い人なのかな、とか
調味料が女子みたいに多いから
料理好きなのかな、とか
たまに冷蔵庫に
家政婦へ
食べてね
って書いてある横に料理があったり
プリンがあったり
顔も知らないし
正直、本当にここに人がいるのか疑うぐらいだけど
なんか心は繋がってるって言うか…
一日がハッピーになるぐらい嬉しい。
今日はどうかな
冷蔵庫を開けると
今日は
プリンがあった。
本当にプリン好きだな。ㅋㅋ
お返しに
チョコ、何個か置いていこう。
冷蔵庫にチョコを何個か置いて
ありがとうございます！
って置き手紙を貼った。
こんな日々です。←
ﾌﾟﾙﾙﾙ
ﾌﾟﾙﾙﾙ
お？
あ、SPから電話。←
SPって言うのはここの主人と繋がってる人
めっちゃ守ってるから
自分で勝手に決めたあだ名。
「 ネー、ヨボセヨ〜 」
SP「 今日は夜遅くからありがとうございます！
もうすぐ帰るのでもう上がって大丈夫です。
お疲れ様でした！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リナ | 作成日時：2017年5月29日 23時
